かっくん温泉

旅や日々のことをしれーっと書いてます。

八雲温泉

2005-12-31 | 旅・散歩
松江付近にある、松江しんじ温泉や玉造温泉は結構お高いです。
1000円は覚悟しておかないと駄目ですね。

熊本育ちの綾香さんは、温泉に1000円だすってのは如何なもんかと憤慨していた。
大阪育ちの私は、安く入りたいのは山々だけども、温泉に入れるだけありがたい。
しかし、綾香の機嫌を損ねたままだと面倒くさいので、安くて入れる温泉を探した。

安い温泉施設と言ったら、町営や村営だったわけですが、年末年始はお休みが多い。
更に、閉館する時間も早いそうです。

あらら。なんとか温泉にはこぎつけたいな。
いろんなところに電話を掛け捲り、やっと見つけた『ゆうあい熊野館』。

松江市の南側に位置する、八雲村。
熊野大社のお隣に温泉施設があります。

途中、雪が脇に積もる峠があり、恐る恐る行ってみると
チェーンの必要はないようでした。

初詣の為に除雪してあったのかもしれないな~。

『ゆうあい熊野館』は300円です。安いな~。
受付時間を少し遅れて到着。電話しといて良かった。
温泉は少しぬるめだった。でも、冷えた体にはちょうど良かった。

じっくりお風呂に入り、やっぱり腹が減って仕方なかったので
コンビニへ寄る事にした。

綾香さんは私より老化が進んでいるからか、あまり食事をとりません。
調子が良かったらガツガツいきますが、基本腹が減らないようです。

私はコンビニおでんが大好きなんで、玉子とおにぎりとタイヤキを買った。
まともに食事ができないってのも辛いな~。
おでんの汁が袋内で大惨事になり、タイヤキくんが湿りかけていた。
危ない危ない。

ホテルの人に聞いた話に寄ると、深夜の出雲大社はやんちゃな人達の
恰好の遊び場になるらしく、3時頃出発するのが良いとの事だった。

「はよ寝らな」
「でもTV観てしまう・・・」

22時には寝ようと思ったのに、ずるずる起きてしまった。

「あー年越してしまった・・・・。おめでとう」
「あ、おめでとう」
「いい加減、寝ようや」
「そうね」

綾香さんは、電気を消すとすぐ寝れます。
私はTVを付けたまま寝るので、なかなか番組に夢中になり寝れなかった…。

取り合えず、変な年越しをしました。
ちゃんと、起きて初詣しましょう。ね。


ゆうあい熊野館|http://www.kumanokan.jp/top.html

神々の国

2005-12-31 | 旅・散歩
眠い。
綾香さんを起こして、1時間遅れで出発。

我が家のデュエットくんは、妹や弟にぶつけられて少し凹んでます。
白い車だからか、丸型だからか目立たないもんなんですね~。

都市高速に乗り、門司まで行きます。
そこから、関門海峡を渡り、中国自動車道で本州に入る。
小郡I.C.から9号線でひたすら、北上します。

雪を懸念して、チェーンを持ってきてました。
チェーンも原始的な物しかなくて、ちょいと不安だった。

山口を抜けて、津和野へ入った瞬間、辺りは雪景色だった。
ここで、『SLやまぐち』が走ったら、すっげー格好いいだろうな~と
思っていたけど、冬場は走ってないそうです。

あー残念。

浜田市辺りで日本海沿岸に抜けます。
冬の日本海は荒波ですね。サーファーが少しだけ居ました。

年末っていうのに、車もほとんど通ってなかった。
ただ、軽トラの目撃率は高かった。

「また軽トラだよー。おっせー」
なんて、10回は言った気がする。
軽トラが流行っている、日本海沿岸でございます。

さてさて、私は小腹がすいたので、『セブンイレブン』に行きたいと思い探していたけど
『ポプラ』しかないんだな~。

「『セブンイレブン』があったら止まろう」
そう言ってたのに、全くなくて、『ケンタッキー』に入る事にした。
しかも、ドライブスルーなんてないんっすよ。

『ケンタッキー』の2人の店員の男の子はとってもスロー。
何人もの客を待たせ、私たちはあまりの遅さに、足をジタバタさせているにも関わらず
我関せずで、ほや~っとしていた。

「土地柄なんかなー」
「ファーストフードちゃうしな」

普通にうどんとか食べた方が早いと思った。
FASTでお願いしますよ。

家を出発して、6時間。やっと松江市に到着しました。
本日は曇り空で、宍道湖の夕日は見れませんでした。
あーあ。すっげー綺麗なのにな。

宍道湖はとっても好きです。
乱反射する光が世界一です。

食べ物屋を探すがどこも閉店。
行きたかった「鶴丸」も御節の為、お休み。
あー、『もぐり飯』食べたかったよ・・・・。

いろんな所に電話したけど、御節に取り掛かっているらしい。

「御節ってこんなに、料理屋で作られてるもんやねんなー」
「ほんとやねー。私の家も作ってないけど」

腹が減ったが、綾香はあまり乗り気じゃなかったので、温泉を探す事にします。


つづく・・・。

高千穂峡

2005-12-30 | 旅・散歩
眠い。なんて言ってられません。
ジュンくん夫妻と綾香と高千穂峡へ行きます。

タカコちゃんの「九州に来ても『大観望』ばっかり連れて行かれるんだ」
と言う切実な嘆きで、私たちが推奨した『高千穂峡』へ行くのです。

『高千穂峡』までは5時間かかります。
九州は雪が降らないとよく言われますが、結構降るし、寒いです。
綾香にカイロを持たせて、お茶を用意し、おやつのおせんべいも持って出発。

九州の中央部分をぐんぐん下り、阿蘇山へ到着。
到着っつーか、やっぱり『大観望』には行かなあかんらしく
そこでジュンくんの記念撮影が始まった。

新車の『レガシー』と自分、嫁を撮り、満足げ。
ただ、雲がかかっていたので、観音様は綺麗にはお目見えすることはできませんでした。

先日、阿蘇山に雪が積もったらしく、まだ解け切れていない模様。
夏の阿蘇山も雄大ですが、雪が積もった阿蘇山もなかなか味がありますよ。
あまり観光している人はいませんでした。寒いもんね。

「腹減ったな~」
高森で地鶏を食べようってことになった。
しかし、店に行ってみると、お休みだった。
なんだかこんかいの旅はお店にめぐまれへんな~。

『高千穂峡』へ到着し、取り合えずご飯を食べる。
私は宮崎名物の『チキン南蛮』を食べた。

『チキン南蛮』は宮崎が発祥ってしってましたか?
私は最近まで知りませんでした。
どうやら、市内には発祥の店があるそうです。
しかも、それぞれの家庭で楽しむものだそうですよ。ふへ~。

腹ごしらえをし、さーってボートに乗りますか。
今回も私は漕ぎ手だそうです。前回は滝の下で水が掛かってしまったので注意。

2回目ともなると、ボートの操縦はとっても上手だった。
ジュンくん夫妻は、嫁がボートを漕ぎ、夫が写真を撮るという異様な光景でした。
カメラにハマっているジュンくんは、滝や渓谷に夢中で
嫁が崖にガンガン当たっているのに助けてあげていなかった。

ボートを漕ぐのが上手な女もどうかと思うけど、他の客や崖をひょいひょいよけて
女2人のデートは続くのです。

寒空の中、ボート漕ぐ人はほとんどいませんでした。
でも水辺を堪能し、上機嫌。

念願の『高千穂峡』は、下手な操縦とカメラに夢中な旦那に憤慨するという結果で
よい思い出になってくれたかどうかは定かではなかった。

まー取り合えず念願かなっていいんじゃない?となだめてみた。

白川水源の方へ戻り、温泉に入ることにした。
白水温泉「瑠璃」は400円です。
東京都の銭湯の値段と一緒ですね。

もくもくの風呂場は前が見えずに危険だった。
お湯が熱くて、長湯できない私は、頑張ったけどいつものごとく、1番に上がる。

ふへ~。のぼせました。
外へ出て、満天の星空にうっとりしながら一服。
やっぱ、星はこのくらい見えないとな~。

少し元気になり、帰りはDVDを楽しむ。
以前から観たかった『STEAM BOY』。
私は釘付けになった。

私は『AKIRA』を何度か観てたし、漫画も読んでいた。
しかし、『STEAM BOY』は大友克洋監督って事で、前評判は最高だったのに
観た人の話を聞くと、あまり良い感想では無かった。

『AKIRA』と世界観が全然しがうからかなー。
よくわからないけど、私はおもろいと思います。

タカコちゃんの危険な運転に気をとられながらも
なんだかどっぷり世界に入ってしまったので、少し興奮気味。

お家に到着すると、一気に睡魔が襲う。
あー、明日は松江に向けて出発です。

甥っ子が部屋に入ってきて、遊んで欲しそうです。
甥っ子は、私がタバコを吸う姿が好きで、吸ってくれとタバコを持ってきます。
そんな3歳児はどうかと思いながら、お断りしました。

準備をして寝たい。
綾香さん、早く来てください・・・・。

帰省

2005-12-29 | 旅・散歩
はせぴょんに大津S.A.まで送ってもらい、福岡へ向けて出発。
眠い・・・・。でも、運転してもらうんで起きておかねば。

ジュンくんが買ったばかりの「レガシー」は乗り心地が最高だった。
奥さんのタカコちゃんが運転手さん。

まずは三木S.A.で実家などへのお土産を買った。
そして、一服。

眠くならないようにと、DVDを持ってきていた。
「深夜だから、眠気覚ましに『キル・ビル2』でも観ようか」

そういったのにもかかわらず、話が展開せずに、20分くらいで寝ていた。
は!っと起きたころには夜が明けていた。
中途半端に寝ちゃったな・・・。

山口県に入ると、車が横転したらしく通行止めになっていた。
ぬぬぬ。私たちも足止めをくらってしまい、下松S.A.でご飯を食べることにした。

よくわからない、てんぷらうどんを食べる。
1時間くらいすると、通行止めが解除され、再出発をする。

ジュンくんたちがお家を出発してから、18時間。
北九州に到着です!

「お疲れさまでした。また明日~」
とお別れし、家に入る。

眠いので少し眠ろうとしたんだけど、さっそく働かされるのである。
私が帰ってくるとまず、お使いを頼む、オカン。
渋々、妹と甥っ子と車でお出かけ。

甥っ子はじーさんの畑が大好きで、にんじんを取って遊んでいた。
じーさんの畑で一頻り遊んで、帰るが何も食べるものが無いようだったので
コンビニでおでんを買った。

おでんも結局みんなに取られていき、何だか食欲もなくなったころに
妹が掃除をしようと言い出す。

確かに汚い。こりゃーやっとかなな。
私は換気扇担当になり、掃除を始めた。
明らかに放置されていた油分は何層にも重なっていて
何度拭いてもちゃんと綺麗になってくれなかった。

そして、3時間が経った頃、限界宣言をした。
睡眠時間2時間と、帰ってきていきなりの労働を虐げられ、倒れるようにベッドへ向かう。

そして、また1時間くらい経つと起こされる。

あー、眠い眠い。
掃除を頑張った、私へのご褒美かなにかで、天ぷらを注文していた。
しかし、その天ぷらがまたまずかった・・・。

なにも言わずにみんなで食べて、風呂に入る。
あー、早くブログ書いて、寝よう。

しかし、それは甘かった。
従弟がやってきて、東京で暮らす部屋を探したいってなもんで
PCを使ったり、相談されたりする。
いやいや、私もまだ2ヶ月しか住んでませんから…。

なんやかんやしていると、今度は親友・綾香さんが来た。
mixiの説明を二人にしたり、話の途中に調べ物でPC使われたりでなかなか書けない。

音楽を聞く、機械の調子も悪く、不服。
うむむむ。

とにかく、音楽はちゃんと聴きたい!
セットしてもしても、捨てていくオカンとのいたちごっこの為
私は2人を連れて「ドン・キホーテ」へ行き、AVケーブルを買うことにした。

はせぴょんちを出発して、24時間。
やっと音楽をまともに聴ける状態になったときには、空が明るくなってきた。

明日もおでかけです。
綾香さん、寝ましょう。

キョウトシティ

2005-12-28 | 旅・散歩
はせぴょんと2人、新京極を歩く。
すれ違う人たちはたくさんの買い物とおしゃべりをしていた。

私たちは紀伊国屋で、漫画とカフェの本を探す。
漫画もカフェの本もなぜか無くて、はせぴょんは来年の手帳を購入。

気になっていた『六曜社』へ行くことにした。
カフェ好きの関西人なら知っていると思うんですけどね。

ドーナツが売りのようですが、本日は無いらしく
珈琲とロールケーキとパウンドケーキを頼んだ。

ロールケーキは大雑把な生地で、バタークリームだった。
なかなかうまいっす。

話が弾んで、長居。
再び、珈琲と紅茶を頼んだ。

「さーて、少し散歩しようか」

お店は少しずつ閉店していた。
次なるカフェを探しながら、ブラブラ歩いた。

「こんなに店がたくさんあるのにいつも店を探してしまうよね」
「うん。でもそうやって見つけたお店がうまいとうれしいね」

何件かのお店を覗くが、静かになるつつある街を後にはせぴょんのお家へ戻る。

帰りは地下鉄。
結構、ガラガラなんだな。
でも、発車音は素敵なんですよ。京都らしい琴の音。

街から少し北へ行ったところに、はせぴょんの家はあります。
雪がちらほら降っている。

最寄り駅で再びカフェを探すことにした。
時間が遅くなったこともあり、こちらでもお店が閉まってきた。

ちょいと高めのカフェへ入り、おしゃべりは続く。

「おなかすいた。買ったパンをここで食べていいかな~」
「ええんちゃう?こっそりね。こっそり」
「うん。こっそり食べるのって、うまいよね」
「そうやねんな。ほんま、うまく感じるよね。実際うまいけど」

はせぴょんはこっそりパンを食べていた。
うまそうにね。

「うちらはちょっとずつお家に向かっているね」
「うん。久しぶりにゆっくり散歩を楽しんだね」

寒い寒い、京都。

私の移動は27時となった。
それまで私はPCをパタパタ、はせぴょんは壊れたライトを弄っていた。

「もう行かなきゃ」
「じゃー出発だね」

大津S.A.へバイクで出発。
ジーンズは凍りそうだった。

ありがとう、はせぴょん。
抱きしめたいくらいだった。

ジュンくんと合流。
さて、福岡へ向けて出発です。

六曜社(yahoo!グルメ)|http://www9.plala.or.jp/coffee/jika/kansai/rokuyou.htm

河原町通

2005-12-28 | 旅・散歩
朝方帰ってきたので、とってもおねむ。
はせぴょんはなぜか朝からNHKをつけている。

「なんでTVつけてんの?やめようや」
「なんとなく。(消音)」
「消したらええのに。じゃー音こっちで出すわ」

朝からくるりくんが部屋をこだまする。ええわ~。やっぱ。

私のドーナツとはせぴょんのみかさを半分こ。
飢えをしのぐ。

2人とも朝の儀式を終え、姉妹に連絡。
かねてから行きたかった、「六地蔵」はまた夢で終わり
「京都御所」へ向かうことにした。

カワサキくんがお勧めしていた、タイ料理屋へ行くことにし、バスに乗る。

京都はバスの移動が多いです。
京都のバスは好きです。
街の景色が楽しい。

府立医科大前で降りて、歩く。
しかし、降りるところが間違っていたらしく、河原町通を更にテクテク歩く。

「あ!ちょっと待って」
良さそうなパン屋さんが有った。

「明日の朝食用に買っていこう」
私とはせぴょんはそれぞれ違うパンを買う。

「この辺はきっといい店があるんだろうなと思いつつ、こうやって歩いたこと無いな」
「あのパン屋さん良かったな」
「うん、そうだね。他にもいろいろお店があるね」

テクテク。

カワサキくんに教えてもらった、タイ料理屋さんはお休みだった。
あー、こんな時間にご飯を食べるのは難しいんだな。
トボトボ歩いていたけど、結局「京都御所」には行けそうも無い。

「京都御所・・・」
「あ!そうだった。今から行く?」
「いや、もうあきらめてるから・・・」

京都御所も夢で終わった…。まーまた来よう。

結局、四条河原町まで行く。マユちゃんとはここでお別れ。
私たちの大好きな『京極食堂』へ行くことに。

「開店時間5時かやで」
「こんな時間に京都で飯食うのは難しいねんな」

と、言ってるとはせぴょんが強行で入っていった。
「すみません、いいですか?」
「ええよ~」

『京極食堂』のおじさんは本当にいい人です。
本日で3回目なんだけど、私たちはまともな営業時間に行ったことがない。
それで、はせぴょんがいつも「いいですか?」と聞いて食べさせてもらう。

「君らはほんま仲ええな」
「え?なんでですか?」
「いつも3人やから」

そうかー。確かに。
仲良しであることは間違いないな。

ここの店は本当にうまいんだ。
だから、今回もどうしても食べたかったしね。

バクバク空腹の私たちはおっちゃんの料理を食べた。

マナちゃんとはここでお別れ。
はせぴょんと街をブラブラします。

つづく・・・

くるりツアー~大阪城ホール編~

2005-12-27 | 旅・散歩
本日は、くるりくんのライブ。
姉妹と私は大阪城ホールへ向かう。

「はぐれメタル純情派」のツアーは京都から始まり、大阪で終わります。
ライブハウスから始まり、ホールで終わる。
始まりと終わりを体験できる私は幸せ者。

前にも書いたけど、私は狭い箱が好きです。
大阪城ホールはあまり好きでは無い。音がね…。

しかし、今日のライブは今までの城ホールと違って音が少し良かった。
でもお客さんも含めて、やっぱ狭いところが好きです。

本日のNO.1は『水中モーター』だった。
佐藤君が歌う『水中モーター』が聴けて幸せだった。

遅れてきた、大仏君と4人でライブを楽しんだ。
マナちゃんは『青い空』に大興奮。4人で手拍子。

さてさて、私の今年のライブツアーも終了し、来年は「はぐれメタル魔神斬り」で
スタートします。
来年もたくさんライブへ行きたいな~。
いや、夏のフェスには絶対行こう!!!

梅田で、はせぴょんと再び合流して、私の大好きなお好み焼屋「ぼて」へ行く。
ここの明石焼きは、世界一です。うまいよ~。

5人で粉物たちを美味しくいただき、大仏君とさよならをして、河原町へ移動。
お疲れのはずなのに、元気な私。
朝までカラオケっす。

マナちゃんとくるりを歌いまくって、5時間。
「腹減ったよ~」とはせぴょんを起こし、ラーメンを食べることに。

木屋町で開いてる店に入ったけど、すっげーまずかった。
「うへ~。なんだこの甘さ」
「飲んで帰る人の為に、甘いんじゃない?」
「えー、しらふの人もいるっちゅーに」

今までで最もまずいラーメンだった。
うへ~。

一応、ラーメンを食べたって事で体は安心してくれて、眠くなってきた。
トボトボ4人はお家へ帰るのです。

明日は・・・・。起きたら考えるか。

祈願

2005-12-27 | 旅・散歩
お昼の北新地を歩く。
酒屋さんや氷屋さんが出入りしている。
しかし、こんなに氷屋さんって居るんだな~。
夜の街は、お酒と氷が大量に消費されているみたいですね。

さて、前の職場へ行く。
入った瞬間、眼鏡が曇る。眼鏡が一瞬にして曇る部屋って…。
湿度の高い部屋で汗をかく。

「なんでこんなに暑いの??」
「わからへんけど、常に汗だくやで」

確かに、私が居たときもTシャツで過ごせるくらいだったもんなー。
過ごしてないけど。

バブルさんはどんな人だって話になって、バブルさんのものまねをして楽しんだ。
京都へ行かねばならなかったので、すぐさま退社。
みなさん、相変わらずミニストップで弁当やらラーメンやら買っていた。
いいな~、私も昼にインスタントの物食べたいな・・・。

楽しいお話に後ろ髪ひかれながら、電車に乗る。
雲行きが怪しい・・・。やっぱり来るか、雨の野郎。

京都駅へ到着し、市バスへ乗り継ぐ。
マナちゃんから10分で北野天満宮へ到着すると聞いていたのに全然嘘情報だった。
バスは30分掛かります。眠い・・・。
でも、寝てしまうともったいないような気がして、京都の街を楽しんだ。

軽快に演奏する、くるりくん。
私はバスの中、口をパクパク歌っていた。

北野天満宮前のバス停には、3人さんが待っていてくれた。
さてさて、ランチしましょう。

北野天満宮前にある『豆腐料理 とようけ茶屋』で湯葉を楽しみました。
メンバーは、はせぴょん・マナちゃん・マユちゃん。
4人はそれぞれの丼を注文し、みんなでぐるぐる回して食べた。
どれもうまいな。安いしね。

さてさて、マナちゃん・マユちゃん姉妹と一旦別れて、はせぴょんと北野天満宮へ。
合格祈願ってのは自分のためにする物なのかもしれないけど
本日はお友達・カツマタくんの合格祈願。

本殿で菅原道真公へお願いし、2人で絵馬を書いた。
絵馬は筆で書かないといけなくて、なかなか緊張した。

はせぴょんと代わる代わる寄せ書きのように祈願。
ちゃんと書き終え、絵馬を掛ける。

「合格しますように」と4人で叫び、急いで京都駅へ向かう。

つづく・・・

大阪駅前

2005-12-27 | 旅・散歩
深夜バスってのは安いけど首が痛くなるね。
3列シートは大丈夫だけど、今回4列シートだったから狭い狭い。

お隣の女の子と私はかなり眠り続けた。
しかし、窓がうっすら開いてまして、いや、開いてたってんじゃなくて
隙間風がすふぃ~っと入ってくるわけですよ。

凍死寸前でした。
やっぱ寒いところへ行くには、ロングダウンを持っていくに限るな。
ある意味、シュラフにはなるし、凍死は免れたような気がした。

夜が明けて、空が白んできた頃、目が覚めた。
綺麗な雪景色に腰を抜かしそうになる。
大丈夫、座っているから。

私の朝は、携帯くんの音で始まります。
「虹色の天使」のサビ部分にアップテンポで起こされ
「morning peper」のギター音でガシガシ騒がれ
さらに最後に「お祭りわっしょい」のベース音で低く攻められます。

本日はもちろん鳴らしてません。
鳴らさないわかりにipodくんで、「morning peper」で覚醒。

草津のS.A.で一服。フファ~。
ここまで来ると、雪は落ち着いていた。

しかし、12月でこんなに雪が積もっているなんて、遅ればせながらびっくりした。
私がスノーボードを始めてた頃、余呉高原へ滑りに行ったら
完全にピクニックのような状態だった。

滑走路1本だけ、人工的に白くさせられて、後は緑が広がる。
ガチガチの白い道でコロンで嫌な思いした。
こりゃー、今年のボードは楽しめそうだな。むふふ。

9:30。予定時刻より1時間遅れて、梅田へ到着した。
まー離れて2ヶ月だし、3年半暮らした街だから、懐かしい気分にはまだならないようだ。

さてさて、迷わず漫画喫茶へ向かう。
そう、ここです。

朝の儀式を済ませ、スペシャを聞きながらパタパタ。
ドーナツを食べたかったけど、途中にコンビニがなかった。
ここにも売っていない。

次はエステで用を済まし、前務めていた会社へお邪魔しに行きます。
大好きなゆうこりんへ会うのが楽しみ。しかし土産を忘れて手ぶら。
僕の投げキッスで許してくれるでしょう。ね。

さてさて、漫画を何冊か読んで、いつものドーナツを探しに行こう。
「上手にステップを踏むんだよ」そう、羊男に言われながら、私は旅を続けます。

出発

2005-12-26 | 旅・散歩
晴天です。文句無しです。雲もほとんどない。
少し早くお家を出て、音楽を長く楽しみました。

しっかし、風は強いっす。
バブルさんが部屋に入るなり「死ぬかと思ったー」と叫んでいた。
死なねーよ、こんぐらいじゃ。と思ったり言ったり。

月曜日は会議で眠いです。
でも、何故か私はセンターに座っているので、部長にEYE CONTACTされる。
いやいや、なーんもわからないですぜ。

いそがしそうなバブルさんを尻目にCDを焼き焼き。
結構な枚数になったな。曲名はまた今度書こう。

歯医者にいかなあかんので、終息に向かう。
が、何故かバブルさんの構成のチェックを私がやらなあかんことになった。

「なんだかわからないけど、よろしく。あ、チョコ食べる」
「またチョコの時間ですか。これやらな帰れへんから・・・」
「明日からお休みだもんね。じゃーチョコ食べよ」
「なんでやねん」

新しい種類のチョコを持ってきてご機嫌な、バブルさん。
しゃーないから食べた。

「もう1個食べたら。これがコーヒーだと思うわ」
「え!すっぱい!!!コーヒーちゃうやん!!なんかわからんけど」
「あら、レモンだったのね。じゃーもう1個口直しにどおかしら」
「もーええって。仕事させて・・・・」

バブルさんは私がいなくなるから淋しいのか、自分の仕事をさせてる私に悪気が有るのか
やたらめったら絡んでくる。

「もーいかなあかんから。また来年」
「そーね。あ、宿題忘れてるわよ」
「はふ~。なんでやねん」

150枚近くの書類を宿題として渡された。
宿題。大っ嫌いだ。ほとんどやったこと無いのに・・・。

しゃーない、みんなより早く休みに入るからな。
そして、年明けの仕事もどーんと積まれた。
はふ~。

取り合えず、窓の外の東京タワーへ別れを告げた。

なんとか会社を出て、小田急百貨店へ向かう。
「すみません。5分前に売り切れました・・・」
「5分前って・・・」

歯医者も行けず、欲しかった商品も買えず、トホホですよ。
あーちゃんは相変わらず、待ち合わせ時間に来なかった。
しかし、手土産だけは忘れない。

物で攣られているのか、物を持ってきたら許されると思っているのか。
まーええけど。

ご飯を食べながら、「M-1」談義。
あーちゃんはほぼ毎日芸能人を目撃してます。

「今日はすごいで」
「なになに?」
「タカミーやで!」
「まじかよ!」

タカミーはアルフィーの高見沢さんです。
「すげーなー。そりゃーええわ」
「せやろ。今のところ1位やで」

そりゃー1位やわ。私は岸田君が1位やな。

そんな1位自慢と、何故か『高山ラーメン』を渡され
ご飯を楽しく食べて帰ります。

さてさて、そろそろ出発。
ブログを書く余裕がある私は素敵だわ~。

25時。新宿をバスで出発し、大阪へ向かいます。
もちくんよ、達者でな。

静逸

2005-12-25 | Weblog
今日こそは、なんつって思っていたお散歩も中止しました。
何せ、年末年始の激動のスケジュールを考えると、散歩なんかしてる場合では無かったです。

まーずは、しなあかん予約をして、はせぴょんに行きたいところを伝える。
ここには絶対に行きたいってところがありまして、そこです。今は内緒。

ほんでもって、1週間くらい親友へ連絡をしているけど、一向に連絡してこない。
「あー、このタイミングじゃないんよ」
「あんたのタイミングは知らんわ。まーええけど」
なんて、相変わらず計画の足を引っ張られています。

あーちゃんに借りた「生協の白石さん」を読み、にんまり。
つづいて、村上春樹の「東京奇譚集」を読み、昼寝。

あ!寝てた。いかんいかん。
荷物を整理せねば・・・。

あ!この間、ガムテープをもちくんの家に水没させたんだ・・・。

あ!「M-1」始まった。

なんだよー、バタバタしてるじゃないかー、私。

「M-1」みながらチンジャオロースを食べる。
優勝者の判定は、審査員が関西人か関東人かで分かれた。
あ!洋七さんは関西?広島やけどね・・・。

初めて、LIVEで全部見たな~。

てなわけで、何処へも行かず、お家で本や音楽やお笑いにふけってました。
それもええかー。

さてさて、ガムテープ入手の為コンビニへ。
1個も置いてなくて、売り切れてた。何を~。

仕方なくスーパーへ行くが300円にびっくり。
しゃーない、『shop99』まで歩いていく。テクテク。

へんな店員が人影を感じると「いらっしゃいませ~」と毎分言っていた。
言いすぎだっつーの!客は3人しかいねーよ!

ガムテとオレンジジュースとジャイアントカプリコ いちご味を持ってレジへ。
おい!っと、前の女の子が30円引きのおにぎりを20個ほど買っていた。

あんたは1人じゃ食べれんだろ。
いや、罰ゲームかもしらん。それだったら邪険にしてはならんな。
自転車に乗って颯爽と帰っていった。あー、君はなんの罰ゲームだったのだ・・・。

あーちゃんから、「M-1」の優勝者を教えて欲しいとメールが来た。
3択にしてあげると、当てやがった。そんなカンだけいいねんなー。

さて、明日の夜は移動です。
ブログがおろそかになると思います。

すんまへーん。

正解

2005-12-24 | 家族・友人
我が家の新しい仲間、「ガスファンヒーター」くんは大活躍。
何せ、朝布団から出たくないといううだうだタイムをかなり短縮してきよる。

久しぶりにたっぷり睡眠をとり、体が喜んでいるようです。
おっそーか。ならゆっくりするか。

おい、私の体おい。聞いているのか、聞いてないのか。
最近、1人で「なかやまきんに君」ごっこをよくしてます。
結構、おもろい。

しかし、散歩をしようと思った気持ちもないがしろにしてはいけないなー。
ぐ~。腹減った、パイを食べる。

早寝をしたので、PCでmixiを見ていた。
まー、ブログを書いてなかったってことですね。
なんと、気付いたら、『足あと』が1000人到達してました。

うれしいですね。

てなわけで、mixiやりだして、5ヶ月ぐらいですかね。
いつも見ていただいてありがとうございます。

そして、別ルートで見ていただいてる方もありがとうございます。
おもろい関係ですわ。

さてさて、散歩も面倒になってきたな。うーん。
ORPHEEへ行こうかな。

行こうと思いついたが、ヒーターくんに引き止められる。
そして、炬燵くんの嫉妬。2人の間を行ったり来たりする、もてもての私です。

えい!と、お外へ出る。
テケテケORPHEEへ歩いて行くと、賑わっていた。

「お!カレーと水やろ。こっち座っていいよ」
「あ、すみません」

常連さんたちがワイワイしてました。
カウンターの席を譲っていただきまして、カレーではなく焼きそばを食べる。

barやのに、酒を飲まずご飯を楽しむ、私。
それが私のORPHEEの楽しみ方でもあります。

珍しく、お酒を飲む事にした。
大忙しのサキちゃん。大変そうだけど、お酒を飲みながら焼きそばを待つ。

常連さんの楽しい会話とうまい酒とご飯。
ついつい長居してしまい、25日になっていた。

「もう『メリークリスマス』って行っていいんだよねー」

『メリークリスマス』っていつ言うのが正しいんですか?
まーわかっていないくらいですから、正しい過ごし方はまだまだできない子のようです。

お昼にたっぷり寝たから、夜更かしをしてしまうんじゃないかと思ったけど
お酒のおかげでちゃんと眠りの誘いはありました。

うまいものは人を幸せにしますね。
ありがとう、サキちゃん。

ゆっくり寝ます、ぐー。

月島もんじゃ

2005-12-23 | 旅・散歩
祝日ですね。近所のお家では「日の丸」を出しているところがチラホラあります。
お誕生日ですもんね。おめでとうございます。

さてさて、1ヵ月半前にお約束した「月島でもんじゃを食べよう」が決行されました。
本日のお相手は、トノちゃん。ちっこ可愛い女の子です。
はせぴょんのお友達です。

突然の決行だったのでびっくりしつつ、予定がない私はひょいっと月島へ向かう。

またしても大江戸線に乗り、かこさとしさんにこんにちはをする。ども。
月島へ到着し、指定された7番出口で一服。はふ~。

テケテケ走ってくる、トノちゃん。「ちょっと遅れちゃった」
なんとも可愛い!私はそんな登場した事無いな・・・。

「どお?東京には慣れた?」
「クスクス。うん、慣れたよ」

久しぶりのご質問だった。
確かに彼女は私に言ってもおかしくない存在だな。
引越しして直ぐ、まだ働いても無かった時に会ってるし、その間の事何も知らないし。

彼女はしっかりお調べしてて、お店の地図をプリントアウトしてくれてた。
月島7番出口には、無料で案内をしてくれる所がありますよ。

トノちゃんが調べてきてくれたところは最近なくなったらしくて
そのお店に似ているお店を紹介してくれました。

「海鮮もんじゃ」と青い看板のお店。
店内はなかなか広くて、ワイワイもんじゃは開催されてた。
案内所のおねーさんがオススメしてくれた「モチチーズ明太もんじゃ」を注文。

私たちは完全に放置プレイにあい、なんとか頑張って作る彼女。

「あー、何か堀みたいな奴作るんやんなー」
「堀じゃないよ『ドテ』だよ」

『ドテ』ですか。
服の袖が生地に付いたりしながら、一生懸命作ってくれました。

「頼もしいでしょ?」
「うん、素敵な彼氏だね」
「うん、かっくんのために頑張ったよ。普段はしないんだけどね」

そっかー。これはデートなのか。
じゃーデート気分になってみよう。

彼女が求めるがままに、食べたりお話をしたりした。

「頼もしいでしょ?」
「うん、頼もしいよ」
「しっかりしてる?」
「うん、しっかりしてるよ」

何度も何度も聞いてくる。
私はこの問いに、いちいち「ニコッ」と笑顔を送った。

これは~、どっちが男手どっちが女なんだ?
どう考えても、トノちゃんが女で私が男だよなー。
まーレズって事でいいか。

うん、彼女が楽しんでくれればいいや。

「これは~、ご飯に掛けて食べたいなー」
「ダメだよー」
「ダメか。米も無さそうだし・・・」
「明太子がそうさせているのかな~」
「なるほど。このとろみもそうさせてるんだな」
「ちゃんと焦がして食べてね」
「あ、はい。わかった」

米に掛けたいな・・・。丼にしたらうまいと思うんだけどな・・・。

2個目はデザートもんじゃ。『チョコバナナもんじゃ』なるものを食べました。
チョコバナナってもんが大好きなんで、なかなか魅力的だった。

カップにはすでにパフェが出来上がってて、そのままでも食べれそうなビジュアル。
これは店員さんがやってくれた。

あっと言う間に、小手でバナナを切って「おー!!」と歓声をあげる。
パフェはすっかり茶色い食べ物に変身してしまった。

「うまいな~。生クリームは跡形も無いけどね」
「後掛けでもいいのにね」
「うん、でもおばさんに怒られそうだ。邪道だって」

言い訳ですが、写真を撮ろうと思ったらタイミングを逃して
茶色い物になったので、写真はカップの時点で撮るもんだと思い諦めました。

お店を出て、少しお散歩をした。
ねこさんが肉屋さんから、シュタッと出てきた。
お肉屋さんには、クリスマス用のチキンが大量にあった。

「君はクリスマスチキンをもう食べちゃったのか?フライングやで」
ねこさんはそう言ってる私をじっと見てた。

「今日はあかんで。クリスマスなら君にプレゼントしてあげたんだけどな」

そういって、ねこさんとお別れし、珈琲を飲んだ。

トノちゃんのサークルのお友達と会うって事で、新宿へ向かった。
ベースを肩に掛けた彼は、とっても綺麗な顔をしていた。うっとり。

ウロウロ入れる店を探しながらお話。
「かっくん、あそこのお店にへーポーがよく来るらしいよ」
この間、へーポーを見たって話から、ヘーポー情報が広がった。

ヘーポーが常連としていく店がうまいんかどうか、味覚を確かめに行きたいものです。

ロッテに入ってお話。ロッテは久々だな~。東京はロッテが多いです。
チキンディッパーをむしゃむしゃしながらお話。

「こいつ、炬燵の話をすると拗ねるんですよ。うらやましいんだろー」
「家にもあるよ。炬燵はいいよね」
「炬燵欲しい・・・」

お家の炬燵の配置とか、この位置が炬燵マニアにいいとか
炬燵が無いっつってる人がいるのに炬燵話が広がった。

「足は炬燵で上は布団ってのがいいんだよ」

お!ここにも居た!それは、炬燵の正しい使い方として認められているような気がした。

バンドの練習へ行くっ事で解散し、お家へ帰ることにした。

お家に帰って炬燵へ入る。
そのまま気を失い掛けた。

魅惑の炬燵から抜け出し、早々とベッドで眠る・・・・。

優劣

2005-12-22 | 家族・友人
全国的に雪ですか。
東京は晴天ですよ。強風ですけど。

東京で傘を持ち歩いた事が無いな~。
京都へ行ったら雨が降る。
土地によって雨女晴女って変身することができるんかな~。

ipodの操作を間違ったらしく、オールシャッフルになってた。
久しぶりの音が耳に入る。林檎さんはかっこいいな~。
原さんはおもろい唄歌ってんな~。
なんて。

東京写真美術館へ行っている館長とランチを食べる事にした。
あーちゃんが渡し損ねたクッキーを強風に飛ばされないよう、テケテケ走っていった。

館長とは何かとご縁があり、コンスタントに会ったり話したりしてる。
ほとんど学校に行ってなかった私を卒業させてくれたのは館長だと思っている。
そして、そんな恩人が卒業式で首席で表彰されるっていうのに、私は寝坊して出席できなかった。

私は中学の時から、式典にまともに出席した事が無い。
入学式・卒業式、全て遅刻している。
普段は遅刻しないコなんだけどな~。
なにかの呪いでしょう、きっと。

「私は成績とかどうでもええから、好きなようにしてええよ」
そんな阿保な事いう私を横目に、真面目に作業をしていた。
研修旅行ももちろんずっと同じ部屋だし、授業の撮影もほとんどやってくれた。

単位も出席もギリギリにしか取らない、私。
もう、充分な単位を持っているにも関わらずいろんな授業へ行く、館長。

でもある日沈黙は破られたのだ。

何が決めてかわからないけど、破天荒な私と話をしてくれるようになった。

「館長ってほんまはめっちゃおもろいねんで」

私の周りの人は、私たちが何を話しているか、いつも不思議だったようだ。
なにせ、明らかに優等生と劣等生ですもの。

なんだろうーな。
よくわからないけど、館長はどんどんおもろくなっていった。
いや、元々おもろい人だったけど、隠してたんだな。

美ヶ原へ行った時に廃リフトがあって、1個も撮影をしてない私はよじ登って看板を拝借した。
それを館長がカメラの雨具として持っていたゴミ袋に包み持ち帰った。

何処へ引っ越すにも、リフトの看板は、必ず我が家のトイレに居ます。
これが2人の初共同作業かもしれへんな。

私にとっては最高のパートナーであり、この先ずっと尊敬し続ける人だと思う。
こんな幼稚な言葉じゃなくて、もっとちゃんと表現したいけど、いい言葉が見つからないな。

ランチは2人で『つくね丼』を食べた。
結構気に入っているお店です。

本当に館長とは、アートに関して1番話せるかな。ほぼ聞いてるけど・・・。
1時間のランチタイムでは語り尽くせなかったけど、楽しかった。

「大阪は雪が積もっているらしいので気をつけて」
「また話そうや」
「もちろん。またな」

たいした仕事も無いのに、また私はオフィスへ走って戻って行った。
あーちゃんに貰った、クッキーを食べる。
大好きな三日月が入っていてうれしい。

「ちょっと砂糖掛け過ぎやろう」と思ったけど、生地はうまかった。
やるな~、あいつ。遅刻は許してやろう。

連日の外出にお疲れ気味。
本日の銭湯は「冬至」ってこともあって、『ゆず湯』でした。

大量のゆずでいい香が漂っていた。
しかも、何のくじ引きかわからんけど、3等の『ポカリスエット』を貰った。
後はなにがあったか知らんけどね・・・。

ゆっくり風呂に入って、温まった。
ゆずのいい香が体から流れ、自転車とハナレグミと軽快にお家へ帰った。

詐称

2005-12-21 | 家族・友人
「見てみて、『だるまちゃん』やで」
「この間、みっけたわ。「かこさとし」やし」
「ほんまや!『てんぐちゃん』はモロそうやな」

大江戸線は5周年らしく、かこさとしさんが『てんぐちゃん』やら『とらのこちゃん』やらを
描いてくれてる中吊りがあります。
かこさとしさんの「からすのパンやさん」で育った私は中吊りを持って帰りたいくらいでした。

名古屋からみつくんがやって来た。
みつくんと言えば、世界一のエビフライを作る母を持つありがたい人です。

みつくんと合流し、続いては館長。
館長はもちろん、日常博物館館長。
そういやー、みんな旧「かっくん温泉」に登場してるな。

4日ぶりの六本木ヒルズ。東京へ来てから1番訪れてるな~。
4人が合流して、もう1人。迷子になってる人がいます。

大学の先生です。館長は今、大学で働いてて、生徒の引率で来てた。

「何回電話してもでーへんねん」
「ほんなら呼び出そーぜ」
「せやな」

って、ほんまに呼び出そうとしてた。さすが館長。
「いや、やっぱあかんやろ」

先生となんとか合流。
なんか店に入ろうと思うけど、どこへ行っていいかわからなかった。

「昼、中華やったからちゃうやつにして」

昼間は横浜の美術館やらギャラリーやら観て、中華街へ行ったらしい。ええな~。
しかし、団体行動になってきたな。
みんな先生が来た事によっておとなしくなった。

イタリアンを食べようと思ったけど、結構どの店も並んでいたので
歩きつかれた先生を気遣って、「昨日、カレー食べたんですけど」って私は無視され
並んでない「中村屋カリー」へ入った。

ふつーにうまかったけど、サキちゃんのカレーの方が断然うまい。

学生の頃には良くわからなかった、学校内部の話とか写真の話とか
カレーをハフハフ食べながら聞いてた。
先生は声がちっちゃいから、対角の私はほとんど聞き取れなかった。

「最近の学生は作家の名前も知らんと入ってくるで」
「ギクッ。それは~最近だけの話ではないような・・・」
「君らが居た時と写真界は随分変わってるからな」
「うちらデジタルなんかほぼ知らんも等しかったしなー」

こうやって簡単に、写真をネットに上げれるなんて思ってなかったしね。
私がこんなにPC出来る子になるなんて思えへんかったし。
この状況で、学校へ行ったらまた違うんやろうな。

カレーを食べ終え、先生を巻いて(嘘)4人で散歩した。

「お!『毛利庭園』は『毛利衛』さんの庭園なんや!」
知らんかった~。元就系やと思ってた。
『宇宙メダカ』が居ますよ。

『けやき坂』でセルフポートレーターの真似をしてみせ、4人でお茶を飲む事にした。

あーちゃんは、私が入試の時にドイツ軍のカバーブーツを履いていたので
それで私と友達になろうと思ったらしい。
館長は、学籍番号が並びだったので、実習のペアで何するにも一緒だった。
みつくんは・・・、なんで友達になったか忘れたけど、いつも一緒にいた。

「そーいやー、みんなゼミ一緒やったな~」
「でも、かっくんは4回生の時に違うゼミ行ったやん」
「あれ?みんな2年連続同じところやったんや」
「え?4回生の前期まで一緒やって、移籍しなかった?」
「前期だけとかできひんよ。しかも移籍って。私、FA宣言してないで」
「そうやで、4回生の時シャッフルしたやん」
「シャッフルはしてないんちゃう・・・」

あーちゃんも大学で働いてたので、自分の事か生徒の事かわけがわからなくなっていた。
みつくんも大学時代の記憶がそぞろでわけがわからない会話が続いた。
後から知った事やけど、私たちは大学の体制に翻弄されてたらしい。

「あんな毎月毎月作品なんか出してられへんからさー」
「俺なんか先生に嫌われてたから、テーマとか変えさせられたし」
「そうなん?私だけかと思ってた・・・。めっちゃ嫌やったわ~」
「私も変えさせられたし。『ガンダーラ』あかんって言われてん」
「『ガンダーラ』て・・・。インド行った事無いやん」
「ヨーロッパばっかりやったやん」

自分の嫌な記憶って忘れませんね。
そんなこんなで、ちぐはぐな懐かしいトークは終電まで行われた。

「じゃーまた会おうや」
「明日、会社に11時には行かないとだめだ~」
「私は神戸に11時に着きたい」
「私も11時美術館に行かなあかんわ」
「え!なんでみんな11時なん?私は9時半やけどな・・・」

曖昧な記憶をみんなで埋めたようだった。
パズルみたいだ~。

最後はあーちゃんと一緒。
『生協の白石さん』と『元気が出るテレビ』のDVDとマフラーとクッキーを渡された。

「やっぱ、週1で会わなあかんわ」
「せやな~。笑いに飢えるな~」
「旦那には関西弁でしゃべれるけど、レスポンスがないもん」
「レスポンスか~。なんかわかるわ~。バブルさんには無い言葉やな」

あーちゃんにいろんな物をもらったんで、まだ読んでいない『吉田自転車』を渡した。

「先、読んでええよ」
「ええの?ほんなら感想文書いてくるわ」
「それはいらんで」

そう言って私は先に電車を下りた。

最近、あーちゃんと「うける!」って言う練習をしているけど
間違った使い方をしていると思う。

正しく使えるときは来るのだろうか・・・。