Sailing Wonder  ~航海は何処へ向かうのやら・・・ KAJINの林住記~

 音楽ありの釣りありの・・・IN MY LIFE

海の日にあたって(釣考)

2007年07月16日 | 釣り
台風が来ているので勿論今日は釣りには行かず、これまでの釣りについて考えてみました。

昨日の釣りもそうだったのですが、私が釣りを始めていろいろと経験させてもらったことや身につけてきたことを、まとめてみる良い機会かなと思って・・・。
自然や人とかかわる時に心がけていることが3つあるんです。

<その1>
人がすでに釣っている場所の近くで始める際には、「隣でやらせてもらっていいですか?」と一声かけて、「今日はどうですか?」などと言葉を交わすことにしています。
昨日は逆で、ポイントに到着してすぐに良型のベッコウゾイをキャッチしたため、それを見た人達がわれわれのポイントにやって来て、そのうちの一人が「ここでやってもいいべか?」と割り込んで来たので、「いいですよ、どうぞどうぞ」って一緒に並んで釣っていました。そして、その人もすぐにメバルが釣れて、何かこっちもうれしくなってきて。釣り方は違っても釣れれば嬉しいし、それ以上に謙虚に会話できることが楽しいですね。

<その2>
基本的に小さいお魚や食材にしないお魚は海に帰すことにしています。でも、持って帰ってもらえそうな人がいたら、「もし良かったらいかがですか?」と声をかけて、喜んでもらえそうなら差し上げることにしています。
あげたりもらったりすることもあるのですが、実はこれが一番大切で難しいんです。何故か?それは、釣りのスタイルや狙っている魚が違うことがあるからです。お正月用のハゼばかり狙っている人、カレイ専門の人、中層のアジやタナゴを狙っている人、我々のように基本的に根魚の人、五目釣りのファミリーフィッシングの人たち・・・などなど。したがって良型の魚を釣っても、目的の違う人やまだ釣れていない人に、これ見よがしに「これもって行け」とか「これやるよ」「こうやって釣るんだ」って押しつけの態度で来られると迷惑千万なんです。自分の釣り方が正しいと勘違いしてる人って結構いるし、それが割とベテラン風の人に多いみたいで、相手が初心者だと思って見下してくる傾向があるんですよね。みんな最初は980円の投げ竿セットから始めたことを忘れてしまっているのかなぁ?気をつけないと!

<その3>
自然に感謝です。
その年に初めて釣行したら、「今年も一年よろしくお願いします」と海に向かって頭を下げることにしています。それと、餌が余ったら「この餌を食べて大きくなったらまた姿を見せて」と海に返します。もちろん、釣り場を汚さないように、工事や仕事をしている方々とも仲良くです。


こうしたことは心がけてはいますが、なかなか常に実行するのは難しいものです。でも、これからも自然の恩恵を受けて楽しく続けて行くためには、最低限守らなければならないマナーだと思っています。では

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2 コメント

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素敵♪ (maberin@Kei&M)
2007-07-18 23:39:34
kAJINさんの筋が通っていて素晴らしいと思いました。私もかつて釣りを楽しんでいました♪でもkAJINさんのように思っていたかは疑問です。自然の中で自然体で,自然な感情のまま生きていきたいですね♪
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maberinさん (KAJIN)
2007-07-19 20:09:51
ありがとうございます!

何でもみんな最初は好きで始めるのだと思いますが、経験を重ねるうちにいろいろ学んだり教えられたり(悟ったり?)する事ってありますよね?音楽もそうだと思います。スタイルは違っても・・・。まだ初心者ですが、いろいろ教えて下さいmaberinさん!
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