会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

1億1千万円着服容疑、東京福祉大運営法人元課長を逮捕 警視庁(産経より)

1億1千万円着服容疑、東京福祉大運営法人元課長を逮捕 警視庁

「茶屋四郎次郎記念学園」という学校法人(東京福祉大を運営)の元財務担当課長(64歳)が業務上横領容疑で逮捕されたという記事。

「逮捕容疑は平成23年3月下旬~24年10月、学園の定期預金口座を解約して普通預金口座に移した上、数十回引き出すなどして約1億1千万円を着服したとしている。

捜査2課によると、××容疑者は学園の財務担当課長や財務課長補佐として預金の管理などを担当していた。25年4月に、別の職員が会計処理をしていたところ、着服が発覚した。」

動きの多い普通預金などと違って、定期預金は頻繁にはチェックしていなかったのかもしれません。それでも、決算日を挟んでいるので、会計監査で発覚しそうなものです。

着服したカネはギャンブルに使ってしまったようですが、運がよければ、カネを取り戻して、不正がなかったことにできると思ったのでしょうか。

本法人元職員の逮捕について(東京福祉大学)
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