金融庁が「EDINETの高度化に関する協議会」を立ち上げたという記事。具体的には、EDINETのXBRL化を目指すようです。
金融庁側の事情としては、最近の虚偽記載事例をうけて、審査体制強化の一環として、XBRL化による開示書類の分析能力の向上を狙っているようです。
また、今のEDINETは、閲覧する側からすると、あまり使いやすくありません。XBRL化により、有報のデータを一括してダウンロードし、加工・分析できるようになれば、かなり便利になります。
監査の現場では、XBRL化されたデータをもらって、有報をチェックするようになるかもしれません。最終的な決算数値だけでなく、事業所別の会計数値などもXBRL化されてくると、相当細かい分析的手続にも使えそうです。
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