会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「セグメント情報の開示に関する会計手法」の改正

日本公認会計士協会 / 委員会報告 / 会計制度委員会報告第1号「セグメント情報の開示に関する会計手法」の改正について

日本公認会計士協会は、会計制度委員会報告第1号「セグメント情報の開示に関する会計手法」の改正を2008年10月7日付で公表しました。

この委員会報告は、セグメント情報作成マニュアル的な結構ボリュームのある報告書ですが、今回の改正は四半期報告制度の導入に伴うごく部分的な改正です。

具体的には、四半期連結会計期間においてセグメンテーションの方法等を変更した場合の注記として記載される「変更を行った四半期連結会計期間以後に記載される影響額は、期首からの累計期間に係るセグメント情報に与えている影響額を記載する」という規定が新設されています。

四半期といっても、各四半期会計期間(3ヶ月)と四半期累計期間(3ヶ月・6ヶ月・9ヶ月)があるわけですが、変更影響額の注記は累計期間ベースということになります。

改正報告書の解説では、前年度セグメント情報を遡及して作り直す方法にもふれています。

この改正は公表日(2008年10月7日)から適用です。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日本公認会計士協会(会計)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事