(知っている人には新しい情報ではないのでしょうが)税理士になるルートとして、試験免除が増加しているという記事。
「税理士資格を得るためには、試験にパスするか、大学院での修士号取得による試験免除の方法がある。試験免除は、大学院で税法関係の修士号もしくは会計関係の修士号を取得すれば、科目、試験が免除されるもの。残りについては税理士試験に合格する必要がある。」
「最近は全税理士に占める割合として、試験免除ルートが急増している。
20年前の平成7年12月末には、試験免除者の登録は9482人だったが、10年後の同17年末には1万6653人、20年後の同27年末には2万6016人となっている。つまり、20年で1万7千人増えたわけだ。
一方で、登録者として最も多い試験合格者だが、平成7年には2万4811人、20年後の同27年には3万4531人と、20年で1万人しか増加していない。つまり、現状では、税理士は試験合格者より、全部もしく一部試験免除者の方が増えていることがわかる。」
増加している理由の一つは「免除制度が見直され、2科目以上は試験合格しないと資格取得ができない状況になると、学生にとっては逆に活用しやすくなった」ことだそうです。
(一部の会計大学院は、会計士試験よりも、この税理士試験一部免除でかろうじて息をしているのでは。)
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