会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

世界のクレジット損失は1.2兆ドル、米金融機関が40%弱

世界のクレジット損失は1.2兆ドル、米金融機関が40%弱

ゴールドマン・サックスが、現在の市場混乱に起因する世界のクレジット損失を1兆2000億ドルと予想しているという記事。米金融機関がその40%近くを占めるそうです。

米国の銀行、証券、ヘッジファンド、政府系金融機関などの「レバレッジ機関の推定累計損失のうち約半分が住宅ローン、商業用モーゲージは15―20%、残りをクレジットカードや自動車ローン債権、商工業融資や非金融機関の社債によるもの」だそうです。

サブプライムに直接関連する債権・有価証券だけでなく、幅広い債権・有価証券への影響を見積もっているようです。債務不履行による損失だけでなく、信用リスクや流動性リスクの上昇による時価の低下まで計算に入れているのかもしれません。

120兆円のうち日本の投資家が被る損害はどのくらいなのでしょうか。高格付け・高利回りに惹かれて、資金を投下した企業や年金はないのでしょうか。

世界で関連損失120兆円 サブプライムで米証券予想
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