会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

昭電工「無配」に 16年12月期、配当議案提出できず(日経より)

昭電工「無配」に 16年12月期、配当議案提出できず

昭和電工が決算確定の遅れにより無配に転落するという記事。

「上場子会社の昭光通商の決算取りまとめが遅れて前期の計算書類が確定できないため、3月30日に予定する定時株主総会に配当議案を提出できなくなった。

従来は、昨年7月に10株を1株に併合した影響を考慮した実質ベースで前の期と同額の年30円配当を予定していた。定時総会には定款の変更議案と取締役・監査役の選任議案を諮るが、剰余金の処分議案は提出しない。」

剰余金の配当に関するお知らせ(昭和電工)(PDFファイル)

「今後、第 108 期の計算書類が確定した段階、配当実施の判断、基準日の設定等を行う予定です。上記の配当実施の判断、検討結果につきましては、内容が明らかになり次第、速やかに公表させていただきます。」

昨年12月31日を基準日とする剰余金の配当はできなくなったということなので、決算確定後、基準日をずらして配当することはできるのでしょう。

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