日本公認会計士協会は、平成29年版「監査提言集」を公表しました。
協会の一般向けサイトで入手可能なのは、一般向けに縮めたもの(全7ページ)で、正式版(約100ページ)は会員専用サイトから入手できます。
冒頭の11の提言より。
「損失処理することと重要な虚偽表示リスクが解消することとは別の問題である。」
まさに東芝の米原子力事業巨額損失に当てはまるのでは。損失を出したからそれでいいということにはならないということでしょう。
「時間的制約のある監査人交代は、重要な虚偽表示リスクを著しく高めることがある。」
これも東芝の監査人交代騒動に当てはまりそうです。
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