ビッグモーター支援、ガリバーのIDOMが検討中止…コンプライアンス欠如が障害
中古車販売大手ビッグモーターの支援先探しが難航しているという記事。
同業のガリバーを運営する会社が手を引いたそうです。
「関係者によると、IDOMはビッグモーターから打診を受けたが、11月に入って、「検討を中止した」と回答したという。」
「支援先にはほかに、金融大手のオリックスや商社系のリース会社が浮上している。自動車リースなどを手がけており、中古車販売との親和性が高い。だが、店舗前の街路樹に除草剤をまいて枯死させるといった法令順守の欠如が障害となり、まだ決まっていない。
創業家であり、事実上の株主である兼重宏行・前社長の存在も、支援を難しくしている。」
デロイトがかかわっていますが...
「兼重氏が7月に退任したビッグモーターの再生計画は、コンサルティングを手がけるデロイトトーマツグループが作成に携わっている。もともとは、10月中にも支援先を見つける予定だったとみられている。」
さすがに、デロイトでも荷が重いようです。
ビッグモーターの保険代理店登録を取り消す方向で検討 金融庁(NHK)
「これまでの検査で、金融庁は、ビッグモーターのガバナンス=企業統治に不備があり、顧客保護のための対応がとられていなかったと判断していて、保険業法に基づき、保険代理店の登録を取り消す処分を出す方向で検討に入りました。」