コマツが、移転価格税制で、計約174億円の申告漏れを指摘される見込みであるという記事。
「同社は英国の子会社にエンジンなどの基幹部品を販売し、ベルギーの子会社に建設機械本体などを販売している。国税局は、それらの取引価格は適正ではなく、その結果、日本側で得られる収益が計約174億円過小だとみているもようだ。」
記事によれば、「英国とベルギーで還付を受けることができる可能性は高い」ということで、追加の税金費用を計約26億円と見込んでいるそうです。
会計処理としては、税務調査の指摘による申告漏れに対応する税金をいったん全額計上したうえで、その後、還付が確実になった時点で、税金のマイナスという処理にする方法と、最初からネットで処理する方法が考えられますが、たぶん前者の保守的な方法の方がよいのでしょう。
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事