施工不良問題を起こしたレオパレス21の2018年9月中間連結決算が赤字に転落したという記事。
「最終損益が58億円の赤字(前年同期は94億円の黒字)だった。アパートの施工不良の補修に伴う引当金など特別損失が拡大したことが響いた。売上高は前年同期比1.3%減の2554億円。施工不良の調査と補修工事が終わるまで入居者の募集を停止しており、賃料収入が減少した。アパート向けの銀行融資が鈍り、物件の新規受注で苦戦していることも響いた。」
同社の決算短信。
平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(PDFファイル)
「界壁施工不備に係る補修工事費用の損失負担見込額等71億45百万円を特別損失に計上」とのことです。
本当にこれで済むのかどうか...。監査人は厳しく見ているはずですが...。
こちらもアパート建設がらみの不祥事が起きた会社ですが...。
TATERU、今期純利益15%減に下振れ 融資資料改ざんで受注減 (日経)
「顧客の融資資料を改ざんしていたことが発覚し、顧客からの受注取り消しや工事の進捗悪化による引き渡しの遅延が発生。今期計画していた引き渡し予定数が900棟から約180棟減少することを見込む。」
「売上高は8%増の722億円となる見通し。従来予想は766億円だった。不動産投資型のクラウドファンディング事業で10月以降、新規ファンドの組成を停止している影響も出た。」
TATERUがS安売り気配、今12月期予想を大幅下方修正(朝日)
平成30年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)(TATERU)(PDFファイル)
在庫が増えているようです。
