会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

(書籍の紹介)歴史に学ぶ会計の「なぜ?」: ―アメリカ会計史入門

4419061650歴史に学ぶ会計の「なぜ?」: ―アメリカ会計史入門
トーマス・A. キング Thomas A. King
税務経理協会 2014-12-29

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(宣伝文より)

「アメリカの会計史を通じ会計の主要な問題について解説。完璧な基礎知識を得ることができる。」

アメリカの会計学の中心が(大物学者を輩出してきた)イリノイ大学から(経済学のメッカである)シカゴ大学に移り(両大学の住所はごく近い)、統計学入門を大学で少しかじった程度の実務家は会計理論についていけなくなったという話や、開発費の資産計上は経済界が主張していたという話も出てきます。

一つ下で、日本の会計の歴史の本を取り上げましたが、IFRSのルーツともいえる米国基準などの歴史(発想法)を知ることも必要かもしれません。

原著はこれのようです(未確認)。

More Than a Numbers Game: A Brief History of Accounting (Wiley Finance)More Than a Numbers Game: A Brief History of Accounting (Wiley Finance)
Thomas A. King

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King addresses the why of accounting instead of the how, providing practitioners and students with a highly readable history of U.S. corporate accounting.

Each chapter covers a controversial topic that emerged over the past century. Historical background and discussion of people involved give relevance to concepts discussed. The author shows how economics, finance, law and business customs contributed to accounting's development. Ideas presented come from a career spent working with accounting information.

会計や監査をどのようにやるのか(how)を書いた本はたくさんありますが、この本では、歴史的背景や当時の人たちの議論が示され、どうして( why)そうなのかが、わかるそうです。
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