ニイウスコー粉飾事件に関する記事。(検察などからのリークによる情報と思われますが)逮捕された元会長「粉飾の手口を部下に指示した」などと容疑を認める供述を始めたそうです。
「末貞容疑者は社内会議で、取引先の社名や各社間の取引額をホワイトボードに書き込み、約30社を介在させる循環取引の手口を具体的に指示していた。また、取引先に実物とは異なる注文票を作らせるよう部下に指示し、取引先と契約が成立したように装う手口でも架空売り上げを計上していたという。」
ということは、ライブドア事件のように、ごく限られた幹部のみで不正を行っていたのではなく、社内の相当広い範囲の人たちが、不正に関与していたということでしょうか。また、トップ自ら不正を主導していたという点でも悪質です(ライブドア事件のようにトップが黙認していたという場合も責任はありますが)。
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過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出および過年度の決算短信等の一部訂正に関するお知らせ(パーク24)ー英国版タイムズパーキングの運営件数および運営台数に重要な誤りー
過年度決算短信等の訂正に関するお知らせ(日本ルツボ)-仕掛品の計上金額が過大であり売上原価の計上金額が過小であったことが社内の確認により判明ー
当社米国子会社における資金流出事案に関するお知らせ(TOA)

産業用ドローン「ACSL」前代表が不正流用、借金返済に1.5億円(朝日より)
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