セイコーインスツルが、セイコーグループ創業家出身の元・最高経営責任者に対し、約1億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしたという記事。
「訴状によると、服部元会長は05年7月にタイの子会社が工場用地を取得した際、実際の買収額よりも約1億円水増しして、差額をタイの銀行の個人口座に入金したという。」
元代表取締役服部純市氏に対する民事訴訟について
会社のプレスリリースにはもう少し詳しい事情が載っています。現地で工場用の土地を取得する際に、会社や子会社が直接購入するのではなく、J. Hattori Co. Ltd(現地資本51%、服部氏47%出資ほか)という会社を間に挟んでいたようです。この会社から、約1億円が服部氏の個人口座に送金されたとされています。
たしかにあやしい関連当事者取引です。
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