札幌証券取引所上場のロジネットジャパンが、監査人から過去の会計処理について訂正懸念があるとの指摘を受け、第三者委員会を設置するという記事。
「ロジネットジャパンは2月5日、監査法人からグループ間取引の適切性について疑義があり、過去の会計処理について訂正を要する懸念が生じたとの指摘を受け、第三者委員会を設置すると発表した。」
会社からプレスリリースが出ていますが、懸念の内容については「グループ間取引」という以上のことは書かれていません。
監査人は、外部からの通報をきっかけに調査を始めたそうです。
第三者委員会の設置に関するお知らせ(PDFファイル)
「この度、誠に遺憾でございますが、当社会計監査人である有限責任監査法人トーマツから、グループ間取引の適切性について疑義がある旨の外部からの通報を踏まえて調査したところ、過去の会計処理について訂正を要する懸念が生じたとの指摘を受けました。」
会社概要(ロジネットジャパン)
経営統合や買収により拡大した企業グループのようです。
ここからの通報でしょうか。
↓
コンプライアンス・ホットライン(通報窓口)(トーマツ)
「トーマツグループのコンプライアンス・ホットライン(通報窓口)は、グループ各社、その社員・職員およびグループの業務(監査等)に係る法令違反・不正行為(粉飾などの会計不正、公認会計士の独立性違反、インサイダー取引等)等について広く情報提供を求め、もってグループのコンプライアンス(法令遵守)の徹底並びに業務の品質向上を図ることを目的としております。」
せっかくなので、他の大手法人の窓口も紹介します。
あずさ監査法人の通報窓口について(あずさ監査法人)
監査ホットライン(新日本監査法人)
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