仮想通貨取引所「Zaif」が、ハッキング被害を受け、仮想通貨の一部が流出したという記事。被害額は、わかっているだけで約67億円相当とのことです。
「同社によれば、9月14日ごろから仮想通貨の入出金サービスなどに不具合が発生。17日にサーバ異常を検知し、18日にハッキング被害を確認した。」
「ハッキングにより失った仮想通貨のうち、被害額が判明しているのはビットコインのみで5966BTC。二次被害防止のためにサーバを再稼働させておらず、モナコインとビットコインキャッシュの被害額は確定できていないとしている。
流出した約67億円相当の仮想通貨のうち、同社の資産は約22億円、顧客の預かり資産は約45億円。顧客資産の財源確保のため、同社はフィスコ、カイカの2社と支援契約を20日に締結した。」
テックビューロ、仮想通貨67億円分流出
2社に支援要請、経営陣は辞任へ(日経)
「テックビューロは改正資金決済法上の登録業者。同社は今年3月と6月の2度にわたり、金融庁から業務改善命令を受けている。」
金融庁から処分を受けて、その後改善していなかったのでしょうか。
会社のプレスリリース。
仮想通貨の入出金停止に関するご報告、及び弊社対応について(テックビューロ)
東芝の監査について変なことをいっていた人ですが、これは正論でしょう。
↓
【リーマン10年 識者に聞く】
「不均衡の蓄積が次のリスク要因」 日本取引所自主規制法人理事長、リーマン・ショック当時の金融庁長官・佐藤隆文氏(産経)
「--仮想通貨など新たな金融の形も生まれている
「ブロックチェーンを使っているから安全で良いもの、という議論が先行している。根源的な価値がないものを、あるかのように想定して売買しており、リーマンの原因となった証券化商品とかなり共通点がある気がする。当時、利益にかられて証券化商品に突っ込んだ人がいたようなことが、仮想通貨でも起きるのではと危惧している」」
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