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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

近鉄とJVCケンウッドが決算訂正で「重要な欠陥」を開示、11月期決算では3社が報告

近鉄とJVCケンウッドが決算訂正で「重要な欠陥」を開示、11月期決算では3社が報告

近畿日本鉄道とJVC・ケンウッド・ホールディングスが、09年3月期決算の訂正内部統制報告書を提出したという記事。

「・・・近鉄は不正があった子会社について「全社的な内部統制において、取締役による経営者監視機能ならびに監査役および内部監査部門の監査機能が不足していたこと、コンプライアンスの徹底が不十分であったこと」といった不備が重要な欠陥に当たると訂正。加えて近鉄の「グループ会社管理体制の一部に不備があったこと」も不正行為の理由になったとしている。」

「(JVC・ケンウッドは)内部統制が有効に機能しなかった理由として、訂正内部統制報告書で「ビクターとその子会社には独自の習慣、組織構造が認められるため、別途の評価範囲として内部統制を評価していた」との趣旨を記述している。

 08年10月の統合後も「これまでのやり方を継続し、業務分掌に関して事業の効率性は意識されているものの、内部けん制や業務の健全性を確保する配慮が不十分であったこと」や「企業行動基準や社内通報規定などは設定されていたものの特に海外子会社に対して十分機能していなかったこと」、「内部監査は主に経理部が実施し独立した内部監査機能がなかったこと」といった重要な欠陥が残ったとしている。」

決算の訂正を行ったからといって直ちに内部統制報告書の訂正とはならないとされていますが、実際にはそうはいかないのでしょう。

そのほか、11月期決算で重要な欠陥を報告した企業が3社あったそうです。
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