企業会計基準委員会が、企業の合併・買収(M&A)に関する新たな会計基準の草案を公表したという記事。「パーチェス法」に一本化するという基準案となっています。
「欧米から「不透明」との批判が多いプーリング法への姿勢を監査法人が厳しくしていることもあり、06年度にあった主な上場企業のM&A116件のうち、プーリング法での処理は3件にとどまっていた。」
この記述は少しおかしいと思います。監査法人が厳しくしているというより、現行基準でもプーリング法の要件はかなりきびしく、要件を満たすケースがほとんどなかったということだと思います。
それはともかく、ASBJのサイトに公開草案が公表されているので、興味のある方はご覧下さい。連結会計の改正など、パーチェス法一本化以外にも重要な改正がなされています。
http://www.asb.or.jp/html/documents/exposure_draft/ketsugou/
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