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東京・中央区の太陽光発電会社代表らが法人税約3800万円脱税疑いで逮捕 架空外注費計上か 東京地検特捜部(TBSより)

東京・中央区の太陽光発電会社代表らが法人税約3800万円脱税疑いで逮捕 架空外注費計上か 東京地検特捜部

「ソーラーハート」という太陽光発電施設の販売会社の代表ら2名が、脱税容疑で逮捕されたという記事。

「××容疑者らは2020年2月までの1年間に架空の外注費を計上するなどして、法人税およそ3800万円を脱税した疑いがもたれています。」

「関係者によりますと、××容疑者は逮捕前の任意の調べに対し、「正しい取引だ」と容疑を否認していました。」

太陽光発電事業の会社代表ら逮捕 法人税3800万円脱税疑い(東京新聞)(共同通信配信)

「逮捕容疑は共謀し、2019年3月~20年2月の事業年度で所得が約2億1千万円だったのに、約5400万円などと虚偽申告し、法人税など計約3800万円を免れた疑い。」

否認せず、修正申告していれば、逮捕まではされなかった?

こちらは消費税の摘発事例。

国内で仕入れ中国に輸出と偽装、消費税3000万円還付受けようと…見抜かれ4400万円追徴課税(読売)

紹介されている事例のひとつ。

「関係者によると、貿易会社は国内高級ブランドの化粧品を約3億円で仕入れ、中国などに実在する企業十数社に輸出・販売したように装い、2021年に申告した。国内で商品を仕入れて輸出した場合、仕入れ時に支払った消費税が国から返還される。このため、消費税の一部は還付されていたが、同局は仕入れ先との取引に不審な点があることに気づき、還付を保留して調査に入った。

その結果、貿易会社の社長(30歳代)が、知人が代表を務める京都府の企業に依頼し、架空の請求書を発行させ、高級化粧品を仕入れたように装っていたことが判明。社長は化粧品の数量や販売価格などが記された書類を自ら偽造し、輸出したと偽っていたという。」

社長は、実際に仕入れて輸出していると主張したそうですが、証明できる書類がなく、修正申告に応じたそうです。

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