ライブドアの前社長の第3回公判の記事。
問題の投資事業組合の経理担当の税理士が「LD側の投資事業組合では「報告書もなく、実際には29億円だった収益を『14.5億円にしてくれ。計算を(つじつまが合うよう)変えてくれ』といわれた」と証言した」そうです。この税理士の推測では、ライブドアが収益計上の時期を操作したかったのではないかということです。
投資組合の出資関係が何重にもなっており(つまり、組合の出資先も別の組合になっている)、各段階で操作が可能だったのかもしれません。
堀江被告公判:ファンドに違和感 税理士が証人出廷
ただし弁護士側の質問では、ファンドからLD株売却益の一部が、前執行役員の中村長也被告らが経営する会社に送金されたことについて「(中村被告らが)勝手なことをやっているという印象を持っていた」と述べ、堀江前社長が関与していないという弁護側の主張に沿った証言になっています。
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