オリンパスの前社長が、証券取引等監視委員会に調査を求める書簡を送付したという記事。
「オリンパス(7733.T: 株価, ニュース, レポート)のマイケル・ウッドフォード前社長は19日、ロイターとのインタビューに応じ、英医療機器メーカーのジャイラス社買収で、同社がフィナンシャル・アドバイザー(FA)に6億8700万ドル(当時のレートで約687億円)を支払っていたことについて、証券取引等監視委員会(SESC)に調査を求める書簡を送付したことを明らかにした。」
「オリンパスはFA先を開示していないが、ウッドフォード氏は、米国に登記のあるアグゼス・アメリカ(Axes America)およびケイマン諸島に登記のあるアグザム・インベストメント(AXAM Investment)の2社とし、ともに所有者が不明と指摘。「不明な会社にFAという名目で6億8700万ドルという金額が支払われたというのが単純な事実だ」と述べた。」
英国のSerious Fraud Officeと日本の監視委を競争させるというのは、賢い方法かもしれません。
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