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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

東京で「何か」が行われ、その先の五輪は(時事より)

東京で「何か」が行われ、その先の五輪は

スイスの専門家(「学究の立場からIOCと五輪に長年関わり、その内情にも詳しい識者」)に、東京オリンピックの話などを聞いたインタビュー記事。

会計に関することでは、東京オリンピックの経費削減について、辛辣な発言をしています。

「組織委が約300億円の経費削減を見込む52項目の簡素化について、シャプレ氏は「広報のためのキーワードであって、宣伝活動にすぎない」と断定した。「組織委は予算を削るべく何かを試みていることを語るワードが必要で、IOCもとりあえず何らかのアクションを示したい。簡素化という単語そのものを繰り返すこと自体が狙いであり、大幅な経費削減はほぼ不可能だ」と述べた。削減額が大会経費総額の約2%にとどまったことにも驚きは示さず、「経費は参加者の人数で決まる。進行している東京大会では選手の数を減らせないから、削減は少額になる」と話した。」

むしろ、新型コロナ対策で、費用がさらに膨れあがるおそれもありそうです。

東京五輪の開催については...

「シャプレ氏は「東京大会は観客を減らして開催されると思う。半分か、もしくは3分の1か」と自身の見解を語った。受け入れる日本でコロナ感染が比較的落ち着いているため、IOCは選手団の出入国時、選手村など宿泊先、競技会場でのPCR検査を徹底すればリスクを避けられると考えているのではないかという。「難解だが、あとは検査の質とスピードなど組織の問題。ワクチンよりも検査が頼りになる」と話し、ワクチンの有無ではなく日本の検査体制が問われるとした。」

「パンデミック(世界的流行)の先行きが読めず、制御もできないため中止の選択肢は排除できないとして、「例えば米国で今、五輪を開催しなくてはならないとすれば、おそらく中止になる」と言い切った。」

写真の脚注を見ると、10月10日にインタビューを行ったようです。しかし、その後、欧州における感染者は急増しているようですから、現時点では状況は変わっているのかもしれません。

ネット上では、IOCは中止を決定し、日本にも通知した、正式発表は、来月のIOC会長来日時だという説が出ているようです。本当かどうかはわかりません。

東京五輪が中止決定? ツイートが話題 組織委「事実は一切ない」(ITmedia)

万一、決算作業中に中止が決定されたら、それは修正後発事象なのか、開示後発事象なのか...。

IOCが中止を通知か 東京五輪「断念&2032年再招致」の仰天(日刊ゲンダイ)
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