日本公認会計士協会は、2020年度(令和2年度)修了考査(2020年12月に実施)の合格者を、4月2日に発表しました。
「この修了考査は、実務補習の内容全体について適切な理解がなされているかどうかを確認するとともに、公認会計士としての実務的な専門能力と適格性の確認を目的とし、筆記の方法で毎年2日間の日程で本会が実施するものです。」
受験願書提出者数 2,126名、受験者数 1,936名に対し、合格者数は959名(対受験願書提出者数合格率45.1%、対受験者数合格率49.5%)となっています。
今年も低い合格率!令和2年度・修了考査合格発表に関する速報と考察(公認会計士ナビ)
受験者、合格者は、前年より増えたものの、合格率は、50%割れの低い水準です。
「令和2年度の修了考査における「受験者」の総数は昨年の1,749名から1,936名へと増加しています。
また、「合格者数」は前年度の854名と比較して105名増の959名となりました。この合格者数は修了考査開始以来の過去15年で4番目に少なく、昨年に続く低水準ではあるものの、わずかに増加となっています。」
「「対受験願書提出者数合格率」は45.1%となり、過去最低の合格率となった昨年の45.0%とほぼ同水準となっています。
また、「対受験者数合格率」は49.5%と、こちらも過去最低の合格率となった昨年の48.8%とほぼ同水準、過去2番目の低さとなっています。昨年に続き、受験者のふたりにひとりが不合格となる非常に厳しい水準であるとも言えます。」
昨年は、低合格率を受けて、受験生に発破をかける趣旨の動画が会計士協会から公表されていました。
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