EY新日本、業務及び財産の状況に関する説明書類(公認会計士法第34条の16の3第1項に規定する公衆縦覧書類)を公表
新日本監査法人の2021年6月期「業務及び財産の状況に関する説明書類」が公開されています。
公衆縦覧開始日は9月6日ですが、9月1日現在、ウェブサイト上で閲覧できます。
売上高は...

約2%増収です。非監査は若干減っています。トーマツとの差はますます開いています。(監査法人だけでなくグループ全体で見る必要もありますが)
損益は...

大きな変動はなさそうです。特別利益は、確定給付年金から確定拠出年金制度への移行によるもの。税効果が大きくぶれているのは何か理由があるのでしょうか。
トーマツとちがって、社員への配当はありません(社員資本等変動計算書参照)。
業務費用の内訳(一部抜粋)は...

人件費が4.5%増です。しかし、人材開発費用は大幅に減っています。
東芝関連の1兆円訴訟はまだ解決していないようです。

東陽監査法人の監査報告書日は8月10日です。公衆縦覧開始はもっと早くできるのでは。
前期までの数値については...
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4大監査法人決算分析 第3回 EY新日本有限責任監査法人(KaikeiZine)
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