伊藤忠のデサントへのTOBを取り上げた解説記事。
デサント側の言い分は...
「デサントが伊藤忠に対する不信感を強めたのは2011年ごろからだ。同年、デサントが伊藤忠から仕入れる額を年間100億円から150億円へ引き上げるよう、伊藤忠出身の社長が社内に呼び掛けた。翌2012年にはこの150億円の目標値を達成するために、「通し」や「付け替え」が、伊藤忠からデサントへ要請された。
通しとは、デサントが伊藤忠以外の商社から仕入れている取引について、伊藤忠が間に入ったような形に伝票上変更すること。付け替えとは、デサントがほかの商社から仕入れている取引を、伊藤忠に代わって取引すること。これらはデサントの仕入れ政策をゆがめ、商品力を落としかねず、「到底受け入れ困難なものだった」(デサントの公表資料より)。
大株主としての立場を利用して、商社としてのビジネスの拡大を図る伊藤忠の姿勢に、デサント社内での反発は高まった。...」
他の株主を犠牲にして伊藤忠の利益を計ることはゆるされないでしょう。
ルノーと日産の関係に似ているような気もします。
BSインベストメント株式会社による当社株券に対する公開買付けに関する意見表明(反対)のお知らせ(デサント)(PDFファイル)
伊藤忠商事による当社への公開買付けに関する見解(デサント)(PDFファイル)
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