米サブプライム・ローン市場の混乱を背景に、スイスの金融大手UBSが新たに100億ドル(約1兆1150億円)の評価損を計上するという記事。
「ある外資系金融機関の幹部は「こわいのは、巨額の損失を表面化させている外資系金融機関ではなく、リスクを見誤っている日本の金融機関だ。気付かないところでサブプライムを抱えていて、あとからあわてふためく事態にならないといいが…」と語る。
事実、UBSが今回、巨額損失を出したのも、もともとは高い格付けの投資商品。どこにサブプライムの“落とし穴”が潜んでいるか分からない実情を浮き彫りにした。」
11日の日経朝刊の記事でも、UBSの今回の評価減は「スーパーシニア」と呼ばれる高格付け商品で損失が膨らんだといっています。金融庁の(大本営?)発表では、国内金融機関はサブプライムローン関連証券の残高自体も少なく、含み損もほぼ処理済みだとされていますが、本当に大丈夫なのでしょうか。
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