東証1部上場、イオンフィナンシャルサービスのプレスリリース。
連結子会社であるフィリピン現地法人 AEON CREDIT SERVICE (PHILIPPINES) INC. において、不適切な会計処理が行われていたことが判明したとのことです。
「本年7月下旬、イオングループ内部通報制度への通報を受け、当社は速やかに現地に担当者を派遣するなど直ちに調査を開始し、本日まで事実確認を行ってまいりました。
調査の結果、過年度及び当事業年度におきまして、 ACS フィリピンにおいて、割賦売掛債権の延滞認識の過小評価、繰延割賦利益の前倒しによる取り崩し、並びに業務委託費用等の資産計上により利益が過大に計上されていることが判明しました。」
「影響額は、過年度において経常利益で約5.7 億ペソ(為替レート (1ペソ=2.1 円) で日本円に換算すると約12.0億円) であることが判明しました。」
影響額は当事業年度第2四半期決算に計上予定で、過年度決算の訂正は行わないようです。
親会社であるイオンもプレスリリースを出しています。
当社連結子会社の不適切な会計処理について(イオン)
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