東京証券取引所が、経営の継続に疑義があるとして監査人が意見不表明の場合、3カ月間は上場廃止の判断を猶予することにしたという記事。
「・・・2月27日、東証は短文の規則改正をひっそりと同時公表した。経営継続の前提(ゴーイングコンサーン)に疑義があるとの理由のみで監査意見の不表明を受けた企業は、次の四半期まで実態を見極めたうえで廃止の是非を審査するとの内容。」
上場廃止を回避するためには、3ヶ月で監査(レビュー)意見が出せる状態にまで回復しなければならないわけですから、あまり緩和にはなっていないように思えます。3ヶ月時間稼ぎをするだけでしょう。
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東証のルールでは「次の四半期まで実態を見極めたうえで」というふうには読めないのですが・・・。
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