「東京屋外広告ディスプレイ健康保険組合」という健保組合が、不明朗な会計処理や虚偽報告を続けており、健康保険法に基づく役員解任や組合解散の命令が出される方向であるという記事。この健保には、JR東日本企画、日比谷花壇、廣済堂なども組合員になっています。
この健保組合については、元常務理事ら2人が組合預金6億円を着服した業務上横領事件、約4億円の粉飾決算、虚偽の監査報告、組合選挙での不正などがあったとのことです。
健保組合は企業からは独立した組織ですが、不正な運営が行われれば、法的福利費に影響し、また、従業員の福利厚生のレベルが下がってしまうおそれがあります。もう少し関心が高くてもいいのかもしれません。
健康保険組合とは(健保連のサイトより)
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