相場操縦でSMBC日興に罰金7億円、追徴金44億円 東京地裁判決
SMBC日興証券の相場操縦事件の地裁判決があったという記事。法人と元執行役員1人の裁判の判決です(いずれも起訴内容を認めていた)。
「SMBC日興証券を巡る相場操縦事件で、金融商品取引法違反(相場操縦)罪に問われた法人としての同社と同社元執行役員、杉野輝也被告(57)の判決公判が13日、東京地裁で開かれ、神田大助裁判長は同社に罰金7億円、追徴金約44億7100万円(求刑罰金10億円、追徴金約44億4100万円)、杉野被告に懲役1年6月、執行猶予3年(同懲役1年6月)を言い渡した。」
SMBC日興に罰金7億円、追徴金44億円 東京地裁判決(日経)(記事前半のみ)
「判決は「違法行為を監視・防止する(社内の)機能は形骸化し、監督過失の程度は大きい」と指摘した。」
【速報】「社内風土に根深い問題」SMBC日興証券相場操縦 会社に罰金7億円、元執行役員に有罪判決 東京地裁(Yahoo)(TBS配信)
「きょうの判決で、東京地裁は会社について「複数の幹部が率先して犯行に及んだ」「違法行為を監視・防止する機能はまさに形骸していたというほかはなく、幹部による違法行為を容易に許した社内風土にも根深い問題の素地があったと窺える」と指摘しました。」
「SMBC日興証券の相場操縦事件で判決が出たのは初めてで、相場操縦に率先して関わったとされる元幹部らの裁判は東京地裁で続いています。」
金融商品取引法違反に関する東京地方裁判所の判決について(SMBC日興証券)(PDFファイル)