清水エスパルスの経理担当者が約6700万円を着服していたという記事。
「経理担当の30代男性がチケット代やスポンサーからの協賛金などから約6700万円を着服し、高級国産車や高級腕時計の物品購入や遊興費、貯蓄にあてていたことが判明した。」
「清水の左伴(ひだりとも)繁雄社長は静岡市内で会見を開き、謝罪した上で経緯を説明。「現金出納を含む経理業務を1人に任せていたことが全ての原因です。チェックも不十分で、管理監督責任もあります」。同社長は、月額報酬の30%を3カ月間減額する。」
「取材によると、横領した30代男性はクラブスポンサーの関連会社から出向していた。11年から経理担当となり、翌12年頃から6年間にわたって着服。今年5月末に出向元へ帰任したが、新たな経理担当者が会計システム上の帳簿に不可解な点があったことを指摘し、社内調査を行った上で本人に確認し認めたという。」
売上や協賛金の計上の網羅性に問題があったのか、それとも、売上や協賛金は正しく計上されていたけれども、売掛金や未収入金などが過大に計上されていたのか...。手口はいろいろ考えられそうです。
エスパルス元社員が約6700万円着服 6年間不正経理(産経)
「同社によると、30代の元男性社員は平成24年から30年の約6年間に渡り、チケット代金を帳簿に記帳せず、売り上げ自体がなかったようにするなど、会計システム上の帳簿を改竄(かいざん)などし、着服していた。」
この産経記事によると、網羅性の問題のようです。
ファン・サポーター、パートナーのみなさまへ【当社元社員による不正行為についてのお詫び】(清水エスパルス)
「本件の原因は、当該元社員に経理に関する多くの業務を任せ、また会社としての組織的なチェック体制が機能せず、不正行為を見抜けなかったことであり、既にチェック機能の強化を実施しております。」
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