金融庁の証券取引等監視委員会は、メビックス株式会社及びエムスリー株式会社に係る有価証券報告書等の虚偽記載について検査した結果、法令違反の事実が認められたとして、2010年12月10日付で、課徴金納付命令発出の勧告を行いました。
メビックスは昨年エムスリー(東証1部上場)に買収されその子会社となり、現在は上場廃止となっています。
勧告された課徴金の金額は、メビックス株式会社が1,099万9,999円、エムスリー株式会社が1,200万円です。
メビックスは、売上の前倒し計上等により「重要な事項につき虚偽の記載がある」有価証券報告書等を提出したとされ、親会社であるエムスリーは、メビックス買収で計上したのれんに過大計上があったとされています。
過年度における特別損失の計上および過年度決算訂正に関するお知らせ(PDFファイル)
訴訟の提起に関するお知らせ(PDFファイル)
エムスリーは、メビックス旧経営陣に対し損害賠償請求訴訟を提訴しています。
医療関連会社に課徴金勧告=売り上げ前倒し計上-監視委(時事)
最近の「金融庁」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事