新日本監査法人がAIを使った次世代監査システムの開発に乗り出すという記事。
「新日本監査法人は人工知能(AI)を使い、不正会計を防ぐ次世代監査システムの開発に乗り出す。会計士のノウハウをAIに学習させ、企業の帳簿データなどを解析して不正の疑いがある取引をチェックする。2~3年後の実用化を目指す。」
「次世代システムはAIが2つのルートから不正会計をあぶり出す。まず、企業の帳簿データを解析し、通常より大幅に高い単価での取引といった不正の兆候を見つける。もう一つは財務諸表の解析。過去に実際に不正があった企業の例に照らし、類似する特徴がないかを洗い出す。」
同監査法人から、プレスリリースが出ています。
AIやRPAを駆使した未来の監査「Smart Audit」実現へ
先端技術で監査の高度化、品質向上を目指すアシュアランス・イノベーション・ラボ設置
「経営執行役員をトップとして、公認会計士、コンピュータサイエンティスト、データサイエンティストを中心に80名ほどの体制でスタートし、今後はEY Japan全体で連携して活動を広げていく方針」とのことです。
見出しのRPAは、Robotic Process Automationの略だそうです。どういうものなのでしょう。
こちらで取り上げた記事では、実際に監査業務に使えるのは5―10年かかるという見方も紹介されていましたが...
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その2(トーマツによる解説)
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