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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

海外大手会計事務所の業績発表相次ぐ

海外の大手会計事務所ネットワークの業績発表のプレスリリースが相次いで公表されています(KPMGを除く)。

PwCの2011年度の総収益は292億米ドルに(あらた監査法人)

「世界最大級のプロフェッショナルサービス・ネットワークであるPwCは、2011年6月期決算において、グローバルネットワークに属するファーム全体の営業総収益が292億米ドルと前年比10%以上の増加を記録し、収益においては2008年以来最高の成長を達成したことを発表しました。なお、恒常為替レート(CER)での収益は8%増となりました。

収益を伸ばす一方で、PwCでは重要な人材の採用も継続し、ネットワーク全体のスタッフ数は約169,000人に増加しました。PwCは今後も最高の人材を集めることに注力し、2012年度は全世界で過去最高となる20,000人の新卒の採用と育成を計画しています。また、10,000人のインターンシップを受け入れ、学生にプロフェッショナルサービスを紹介する予定です。」

アーンスト・アンド・ヤング、
2011年度の業務収入は229米億ドルと発表
(新日本監査法人)

「新日本有限責任監査法人がメンバーファームであるアーンスト・アンド・ヤングは、本日、2011年6月30日終了年度における全世界の業務収入が、前年同期比で7.6%増の229億米ドルとなったと発表しました。現地通貨ベースでは、5.3%の増収となっています。

全てのサービスラインにおいて成長しており、監査・保証業務は5.0%、税務業務は6.0%、アドバイザリー業務は17.5%、トランザクションアドバイザリー業務は7.7%の増収となりました。

好調なビジネスを受けて、人員数は152,000人に増加しており、これは前年比約11,000人の増加となっています。」

デロイト、雇用創出のエンジンの役割を持続、過去最高の288億米ドルの業務収入(トーマツ)(再掲)

「デロイト トウシュ トーマツ リミテッドは、本日、2011年5月31日終了年度におけるメンバーファームの合計業務収入が288億米ドルとなり、当グローバルメンバーファームネットワークとして過去最高となったことを発表しました。

成長率は米ドルベースで8.4%の増加、現地通貨ベースでは7.7%の増加となり、2008年以降、最大の成長となりました。また、2005年度から2011年度の複合年間成長率は8.0%でした。デロイトのメンバーファームは、世界の3つの地域(アジアパシフィック地域、アメリカ地域、ヨーロッパ・中東・アフリカ地域)全てにおいて成長しており、特に新興マーケットを抱えるアジアパシフィック地域とアメリカ地域の高い成長に支えられ、全てのサービスラインとインダストリーセクターにおいても成長を遂げました。」

KPMGは見当たりませんでしたが、別の景気のよいニュースがありました。

KPMG「世界で最も魅力的な企業」ランキングで2年連続2位(あずさ監査法人)

「監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークであるKPMG(本部:オランダ、アムステルフェーン、会長:マイケル・アンドリュー)は、Universumがこの度調査した2011年度の「世界で最も魅力的な企業」ランキングにおいて、昨年に引き続き2年連続で2位に選ばれましたので、お知らせします。」

会計事務所の業界も、リーマンショック後、世界的にはだいぶ回復してきたのでしょうか。提携している日本の大手監査法人は、リストラをやってV字回復するよう、グローバルから発破をかけられているのでしょう。円高なので、何もしなくてもドルベースでは売り上げ増かもしれませんが・・・。
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