会計士協会の会長が、記者会見で、IASBの企業結合会計見直しの動きを歓迎する発言をしたという記事。
「関根会長は、国際会計基準(IFRS)を策定する国際会計基準審議会(IASB)が、企業買収を巡る会計処理の見直しを始めたことについて、「これからしっかりと議論していく必要がある」と語り、見直しの動きを歓迎した。」
「関根会長は「定期償却の良さや、(IFRSの)減損の問題点をしっかり指摘していかなければならない」と述べた。」
記事の引用しなかった部分では、のれん減損処理のデメリットを書いていますが、定期償却を採用したからといって、減損処理が不要になるわけではないことをお忘れなく。
当サイトの関連記事(IASBがのれんの会計処理を見直すという日経記事について)
記者会見は、徳島で開催された研究大会のときに行われたのでしょう。
↓
プレスリリース「第39回日本公認会計士協会研究大会開催について」(日本公認会計士協会)
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
雑貨店運営の(株)N企画(群馬県、旧商号:ハンプティーダンプティー) が特別清算(東京商工リサーチより)
スタートアップの収益認識健全化に向けた内部統制の実践(新日本監査法人より)

「不適切会計に関するアンケート」調査 自社の決算書は「信頼性が高い」9割に届かず 会計士任せ、人手不足や規則の頻繁な変更も一因(東京商工リサーチより)
電通グループの25年12月期、3期連続最終赤字に 海外で人員削減(日経より)

会計ソフトのフリー、創業以来初の最終黒字13億円 25年6月期(日経より)

「会計基準の選択に関する基本的な考え方」の開示内容の分析について≪2025年3月決算会社まで≫(東京証券取引所)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事