破綻したエルピーダメモリの債権者の全容が明らかになったという記事。
「債権者は、エルピーダが東京地裁に提出した更生法の申請書で分かった。取引銀行を中心に50の金融機関が計約1080億円の債権(社債除く)を保有。日本政策投資銀行が176億円でトップだった。
金融機関のうち地銀や第二地銀は約30行で、主力工場がある広島県の広島銀行が9億円だった。静岡銀行は8億円、秋田銀行は4億円などとなっている。
リース債権者は14社の計約650億円で、最も多いのは244億円の日本電子計算機。同社は「エルピーダに製造装置をリースしている」と説明している。
企業などの一般債権者数は476で、東横化学(川崎市)や凸版印刷などの取引メーカーが並んだ。台湾半導体のパワーテック・テクノロジーも323億円の債権を保有していた。社債は計約1400億円だった。」
影響する業界は比較的限られているかもしれませんが、今期の決算の要注意ポイントの一つとなりそうです。
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