投資信託委託会社の監査報告書のウェブサイトでの開示に関する審理ニュース公表(日本公認会計士協会)
2016-02-26
日本公認会計士協会は、自主規制・業務本部審理ニュース[No.2]「一般社団法人投資信託協会の規則に従い投資信託委託会社のウェブサイトにおいて開示される監査報告書及び財務諸表等に関して」を、2016年2月25日に公表しました。
各委託会社は、一般社団法人投資信託協会のウェブサイトにリンク先を登録し、各委託会社のウェブサイトにおいて、「委託会社等の経理状況」を監査報告書とともに開示することが義務付けられているそうです。
監査人には、EDINETで監査報告書が公開されるのと、同じようなリスクが生じるので、それに対応する留意点をまとめたという趣旨のようです。
「監査人は、ウェブサイトにおいて開示される最終の「委託会社等の経理状況」と同一のものを紙媒体によって入手し、これにつづり込まれた監査報告書に署名・押印後、委託会社及び監査人双方が保管するなどして、監査人が監査の対象とした財務諸表等及び提出した監査報告書を明確にするなど、適切にご対応いただきますようお願いいたします。 」
各委託会社で監査報告書を開示する際の注意書きの文言の例も示されています。
「【各社のウェブサイトにおける記載例】
協会報告書面中の監査報告書/中間監査報告書は、監査報告書/中間監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。 」
このページが運用会社財務状況のリンク集となっています。多分これのことだと思います。
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