「見たら削除」などチャット1950件消去 フジ第三者委がデジタルフォレンジックで復元
フジテレビ・中居事件を調べた第三者委員会で、デジタルフォレンジックが使われたという記事。
「調査対象者の一部から電子データの 一部を意図的に削除したとの話があったため調べた結果、中居さんが編成幹部に送った「見たら削除して」との要請など、ショートメール437件、LINE86件、Teams1427件の計1950件のチャットが削除されていたことが分かった。一部のLINEのトーク履歴は完全には復元できず、読めないチャットもあったという。」
多くは復元できたそうです。
中居氏のSMS「見たら削除して」→デジタルフォレンジックで復元 フジ第三者委、20万件以上のデータを調査(ITmedia)
「調査でデジタルフォレンジックを担当したのは、千代田区の専門企業foxcale(フォックスケイル)。
同社は、フジが役職員に貸与しているPCとスマホに加え、一部の対象者については、本人同意のもとで個人利用のスマホも保全した。PCのデータを同期していたOneDriveのデータ、Outlookメール、Microsoft Teamsのデータ、Outlookスケジュールも保全した。
メールデータとドキュメントデータは専門ソフトでデータベース化したうえで、委員会が設定したキーワードなどを用いて絞り込み、11万7425件を三段階でレビューしたという。
モバイルデバイス内のデータは、チャットとメールを抽出し、Excelシートにコピーした上で、調査委が設定したキーワードなどで絞り込み、チャットデータ10万3610件、メールデータ4493件の合計10万8103件レビューした。」