不動産市場に関する悲観的な見方を紹介したコラム記事。
不動産の評価額は、収益還元法を単純化すると、賃料と期待利回りで決まるわけですが、そのうち賃料については、賃貸オフィスビルの場合、東京でも伸びが鈍化しており、賃貸マンションの賃料も低下傾向とのことです。
期待利回り(低くなれば資産の評価額は上がる)に関しては、「リスクプレミアム」が横ばいで、「リスクフリーレート」については、利上げの可能性が高いため強含みになっているという状況で、さらに低下する公算は小さいとされています。
こうした状況の結果、地価が上昇する余地は乏しくなってきたというのが結論です。
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