あずさ監査法人では、生成AIをこういうふうに活用しているという宣伝(?)資料。
生成AIによる2種類のチャットボット(マイクロソフトのサービスを使用したもの)を活用しているのだそうです。
「AZSA Isaacは、幅広い一般公開情報を学習しており、ビジネス全般で役立つ汎用的なチャットボットとして機能しています。具体的には、情報収集やアイデア出し、テキスト生成、翻訳などの多岐にわたる業務に利用されています。
一方、Chat KOMEIは、監査・会計に特化したチャットボットです。監査や会計基準に関する公開されたナレッジだけでなく、KPMG/あずさ監査法人内のガイダンスなどの非公開ナレッジも学習しています。これにより、一般的なチャットボットとは異なり、専門的な用語を理解し、監査チームが必要とする具体的な回答を提供することが可能です。さらに、監査・会計特化型であることから、回答精度向上のためにプロンプト調整を行い、かつ、学習データは常に最新の状態にアップデートしています。また、生成AIが参照した情報の原文に遡ってアクセスする機能を持ち、監査チームがチャットボットの回答の正確性を確認できる仕様としています。
監査チームはAZSA IsaacとChat KOMEIを活用して、監査業務の効率化や監査関与先への迅速な質問対応を可能にしています。現在、監査プラットフォームであるKPMG Claraとの統合や、多様なツールとの連携を実現するための調査・検討を進めており、さらなる監査業務の高度化・効率化を目指しています。」
最終的には、人間が正確性を確認しないといけないようです。