「加ト吉」グループを巡り、「循環取引」が繰り返された疑いのある問題で、外部調査委員会が、2006年までの6年間で総額数百億円にのぼる循環取引を認定したという記事。
「関係者によると、調査委が循環取引への関与を認定したのは、加ト吉と連結子会社「加ト吉水産」(同)のほか、取引先だった香川県の貿易会社、兵庫、岡山両県の食品販売2社、大阪市の中堅商社など。
冷凍クリや健康食品が伝票上で売り買いされ、実際には倉庫に保管されたまま名義変更だけが繰り返されていたという。」
なぜこういう取引を行っていたのかという動機がまだはっきりしませんが、別の報道によれば、この関係で、加ト吉には債権の貸倒が約50億円、在庫品の評価損が約25億円発生しており、利益操作のためだとすれば、非常に高くついたことになります。
数百億円の循環取引に関与 加ト吉、過去の決算訂正へ
加ト吉の加藤社長が辞任へ循環取引疑惑で引責
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