研究費詐取で起訴された東工大の元教授が、総額1億5千万円以上の不正流用をしていたという記事。
「研究費約1490万円をだまし取ったとして詐欺罪で起訴された東工大大学院の元教授、××××被告(67)が、警視庁捜査2課の調べに対し、10年以上前から総額1億5000万円以上の不正流用をしたと認めていることが捜査関係者への取材で分かった。」
「捜査関係者によると、××被告は研究室の元秘書の女(63)=詐欺容疑で逮捕後、処分保留で釈放=の知人がアルバイトとして勤務しているとする虚偽の書類を作成して大学に提出。数年間にわたって大学がこの知人名義の口座に給与として振り込んだ現金をだまし取っていたとされ、備品の架空発注分と合わせて不正流用の総額は約1億5000万円以上に上るとみられるという。
口座は元秘書が管理し、現金を引き出していた。・・・」
アルバイトだと社会保険や雇用保険も関係ないので、架空人件費の計上がしやすいのでしょう。還流しているとわからない限り、源泉税さえ納めていれば、税務署も追及しないのかもしれません。
最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る
特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ(アンビスホールディングス)ー「一部報道にあるような組織的な不正および不正請求の実態がないことが事実認定されました」ー
中国ネット出前大手「餓了麼」、前CEOが逮捕の顛末 取引先への便宜の見返りに累計8億円超を収賄(東洋経済より)
日本企業の会計不正、4年で倍増 「リモート監査」も一因か(ロイターより)

過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出および 過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ(創建エース)ー2023年3月期売上高97%減額-
特別調査委員会からの調査報告書受領および今後の対応について(ペプチドリーム)ー不適切な試薬類の発注・持ち出しに元取締役副社長が関与ー
2025 年9月期半期報告書の提出未了及び当社株式の上場廃止の見込みに関するお知らせ (アルファクス・フード・システム)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事