グーグルの親会社の決算発表に特殊な数字が隠されていたという記事。
「2月1日(現地時間)、グーグルの親会社アルファベットは第4四半期の決算発表において自社株買いの計画を発表した。その額は、85億8986万9056ドル。細かい......。
グーグルが自社株買いの額に極めて具体的な数字(ちなみに日本円にすると約9400億円)を選んだ理由は、おそらくこれが「完全数」だから。
完全数は、面白い性格を持っている数字のこと。その数自身を除く、その数の約数(その数を割り切る整数)の和が、その数と等しくなる数が完全数。
例えば、一番小さな完全数は「6」。6は、1、2、3、そして6で割り切ることができる。その数自身である6を除く、3つの約数を足すと、1+2+3=6となる。
85億8986万9056は、完全数。この数字はその数自身以外に33の約数を持っている。ここに書くにはちょっと多過ぎるが、足すと85億8986万9056になる。」
自社株取得の計画の数字ならいいのですが、利益金額にこういう数字があらわれたら、困ったことになりそうです。
記事原文。
Google hid another nerdy math joke in its latest earnings report
In its Q4 earnings report on Thursday, Google's parent company Alphabet announced plans to buy back some of its stock — $8,589,869,056 of stock to be exact.
There's a likely reason Google chose that specific value for their planned buyback: It's what mathematicians call a "perfect number."
完全数(コトバンク)
「ギリシアのニコマコスの頃から考えられ,ユークリッドによって名づけられた数である。完全数というのは,6=3+2+1,28=14+7+4+2+1 などのように,その数の約数 (自分自身は除く) の総和が自分自身に等しくなる数のことで,一般的にいえば,自然数 c の,c 自身を除く約数の総和が c に等しくなる数である。 28の次の完全数は 496。またスイスに生れたアメリカの数学者 F.カジョリはそれに続けて,8128,33550336,8589869056,137438691328,2305843008139952128の5数をあげた。...」
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