日本公認会計士協会東京会から、公認会計士業務資料集第59号が発刊されました。
東京会の会員向けウェブサイトから、ダウンロードできます。
以下の報告書が収められています。
・会計委員会研究報告書 「減損会計に関する諸論点の整理と解説」
・監査委員会研究報告書 「我が国監査制度の歴史を振り返る」
・経営委員会研究報告書 「第4次産業革命が企業経営に与える影響~先端技術の提供側及び利用側企業における取り組みからの考察~」
・税務委員会研究報告書 「最近の法人税、消費税、国際租税及び企業に関する資産税等の判例・裁決事例について」
・IT委員会研究報告書 「会計監査におけるデータ分析の実践」
・非営利法人委員会研究報告書 「社会福祉法人における資金使途制限」
東京会の会員限定ですが、興味のある方はどうぞ。CPEの単位も大目についています(ページ数が多いので読むのはたいへんそうですが)。
このうち「我が国監査制度の歴史を振り返る」では、監査制度の節目となった粉飾事件の解説を交えて、歴史をたどっています。山一証券の監査人だった人へのインタビューも含まれています。信託銀行が粉飾隠蔽に協力したことを強く批判しています。