会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

IR経営が難しい理由、一般的な法律や会計が通用しない未知の業態(DOLより)

IR経営が難しい理由、一般的な法律や会計が通用しない未知の業態

(大学の宣伝記事のようですが)カジノ経営には一般的な法律や会計が通用しない難しい面があるという記事(記事では「IR=カジノ」ではないと強調していますが、ほぼ同じものでしょう)。

「IRという統合型施設を全体で捉えた場合、それは今まで日本になかったまったく新しい産業となる。IRには我々が聞いたこともないような新しい職種が700~800種類ほど存在するという。たとえば会計ひとつとっても、カジノではさまざまなステップがある。信用貸しのようなクレジット発行をすることもよくあるのだが、どの段階でどのように処理するかは、日本で会計士や税理士の資格を持っていてもできるわけではないのだ。」

「2018年7月のIR法案可決が追い風となり志願者が殺到するかと思われたが、現在「IRマネジメント」コースに所属しているのは大森さん1名のみだ。

「社会人経験や英語能力などの条件が厳しかったためか、現状は芳しくないですね。本来、IR事業者や周辺産業に加え、地方自治体の人にも学びに来てほしいと考えていました。IRはカジノを含むがゆえに、一般的な法律や会計基準は通用しない。そこまで理解したうえで地方自治体の意思をIR事業者に伝えて協同して動かしていける人材が必要なのです」(谷岡氏)」

特殊な会計実務・会計処理があるのかもしれませんが、カジノは治外法権ではないのですから、日本の法律や会計基準に従うべきでしょう。
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