goo blog サービス終了のお知らせ 

会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

東電社長 首相廃炉要請の福島5、6号機 「研究開発施設に転用」(産経より)

東電社長 首相廃炉要請の福島5、6号機 「研究開発施設に転用」

東京電力の社長が、福島第1原発5、6号機について、廃炉にして、事故を起こした1~4号機の廃炉作業に転用すると述べたという記事。

「東京電力の広瀬直己社長は28日、産経新聞のインタビューに応じ、安倍晋三首相から廃炉要請を受けた福島第1原発5、6号機について、「(同じ敷地内にある)1~4号機の廃炉作業に役立てるべきだ」と述べ、廃炉に関する研究開発施設に転用する方向で検討する考えを明らかにした。」

「5、6号機は1~4号機と構造が似ており、廃炉作業の技術開発や作業員の訓練をする研究開発施設に転用が可能。広瀬社長は「(施設を)新しく造ればお金もかかる。5、6号機を転用するメリットは大きい」と述べた。」

普通に考えると、9月の第2四半期では、減損処理を行うとともに、資産除去債務の不足分を追加計上する必要がありますが、どうなるのでしょうか。

転用だからといって簿価は残すつもりなのかもしれませんが、結局、1~4号機の廃炉作業のために使うのですから、簿価を残すのであれば、その分、1~4号機の廃炉のための引当金を増やさないと理屈にあいません。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事