2024年上半期の日本の新規上場動向をまとめた記事。
新規上場企業数は、61社(TOKYO PRO Marketを含む)だったそうです。
新規上場企業の規模は...
「直前期の売上高の分布を見ると、10億円未満の企業が15社(24.6%)、10億円以上50億円未満の企業が32社(52.5%)であり、全体の約4分の3程度を売上高50億円未満の比較的小規模な企業が占めています(図1)。売上高が200億円を超える新規上場企業は、グロース市場に上場した3社にとどまっています。」
「初値時価総額の分布を見ると、50億円未満の企業が33社(54.1%)、50億円以上100億円未満の企業が10社(16.4%)であり、全体の3分の2超を占めています。500億円を超えた企業は4社(6.6%)あり、昨年同期(7社、12.1%)と比較して減少しています(図2)。」
監査法人別では...
「監査法人別では、EY新日本有限責任監査法人7社(11.5%)、有限責任あずざ監査法人が5社(8.2%)、有限責任監査法人トーマツ2社(3.3%)、となり3法人合計で1/4に届かない一方で、中小規模等のその他の監査法人の割合が増加しており、新規上場において担う役割が大きくなってきていることがうかがえます(表4)。」
こちらは世界のIPO動向。
世界の新規上場動向 - 2024年1月~3月(新日本監査法人)