陸上自衛隊が、備品のインクやトナーを少量ずつ買っていたために、約4200万円無駄になっていたという記事。会計検査院の検査でわかったそうです。
「陸自は全国を五つのエリアに分け、それぞれに物品購入を担う補給処を置いている。プリンターのインクカートリッジやコピー機のトナーカートリッジは通常、補給処がまとめ買いして各駐屯地に供給するが、急に必要になった場合などは駐屯地が独自に業者から購入している。
検査院によると、札幌、仙台、朝霞(あさか=東京)、伊丹(兵庫)、健軍(けんぐん=熊本)の5駐屯地は2011、12年度に計約4億7千万円分のカートリッジを独自に購入。購入数は数個から数十個と少なく、まとめて買えば、11年度で約2900万円、12年度で約1300万円節約できたという。」
4千万円が小さな金額とは言いませんが、兵器や弾薬など、もう少し値の張るもので、無駄はなかったのでしょうか。会計検査院にもリスクアプローチは導入されているでしょうから、大きな無駄がないかを調べている中で、たまたま見つかったのかもしれませんが・・・。
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