メルコホールディングスが、2018年3月期の業績予想を非開示にすると発表したという記事。
「理由は、同社の売上高の31%を占めるHDDを中心とするストレージ事業で、部材の調達先の1社である東芝の事業再編の不透明感が強まっているためだ。 」
「メルコホールディングスでは、例年通り、昨年12月から1月にかけて今期の事業計画を固めたが、その時点から3月をみただけでも、数字が大きく乖離している状況だという。「売上高でワーストケースは700億円から順調なケースで1000億円超。営業利益は20億円から60億円までぶれる。どの理屈も想定はできるが、着地の判断は、かえって投資家に誤った判断を与える」と、非開示の理由を説明した。」
「東芝のHDD事業の具体的な計画は示されていないが、半導体事業売却には合弁生産パートナーのWestern Digitalも絡むだけに、HDD事業の再編にも影響を及ぼすとみられる。」
株式会社メルコホールディングス 決算短信
業績予想の欄より。
「混迷する世界情勢を背景とした予測不可能な為替相場や半導体などの部材調達の先行き不透明感など、現時点では業績に影響を与える未確定要素が多いため、連結業績予想を示すことが困難な状況です。合理的に予測可能となった時点で公表いたします。」
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